ソフトバンクホークス今宮3安打、定位置「6番遊撃」で躍動 逆転導く2打点

慣れ親しんだ守備位置に戻った背番号「6」がバットで快音を連発した。1点を勝ち越した後の五回2死二、三塁。「6番遊撃」で先発出場の今宮が広池の甘く入ったカーブを巧みに捉え左前に運んだ。前の打席に続く連続適時打で、大きな追加点をもぎとった。
四回にも左翼フェンス直撃の同点適時二塁打をマークし、七回にも中前打を放った。今季初の1試合3安打でチームを連勝に導いたヒーローは「与えられたところで、結果を出すことだけを考えている。打てて良かった」と白い歯を見せた。
前日4日は通算1665試合目の出場にして初となる二塁スタメンでの出場。「結果を残せるようしっかり準備を」。遊撃で14年連続開幕戦に先発しプロ野球記録を持つ17年目の名手ながら、謙虚に新たな役割とも向き合う姿は攻守でチームの模範ともなる。
小久保監督も「ずっと良い感じで振れている。うまくゾーンに飛んだ」と2試合連続の逆転勝ちに貢献したベテランを評価だ。開幕5連勝後に連敗も、きっちり盛り返し再び連勝。3カード連続の勝ち越しで貯金は最多タイの「5」に戻った。
五回には右手に死球を受けた柳田が直後の守備から交代。小久保監督は「少し腫れて出血もあった」とし、気がかりはあるものの、敵地6連戦は4勝2敗と勝ち越した。勢いづき、7日からは本拠地の西武3連戦に臨む。 (山田孝人)