ランドセルの購入金額平均は「6万746円」。実はもらえるかもしれない補助金とは?
ランドセルの購入金額の平均は年々増加傾向にある
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会が2025年に実施した調査によると、ランドセル購入金額の平均は「6万746円」です。購入金額帯ごとの割合は、表1のようになっています。
表1
出典:一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会「ランドセル購入に関する調査2025年」を基に筆者作成
最も多かったのは「6万5000円以上」の43.8%です。
同調査は毎年実施されていますが、ランドセル購入金額の平均は年々高くなっていることが分かります。5年前にあたる2020年の同調査におけるランドセル購入金額の平均は5万3600円、7年前にあたる2018年は5万1300円でした。
ランドセル購入に利用できる「就学援助」とは?
ランドセルを購入する際には「就学援助制度」による補助金の利用が可能です。
学校教育法第19条には「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童または学齢生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない」と記載されています。
これを基に文部科学省が就学援助制度の方針を定め、各自治体が支援を実施しています。
支援の対象となる条件として自治体ごとに所得基準が設けられているため、各自治体のホームページで確認するとよいでしょう。
例えば東京都武蔵村山市の場合は、子どもの人数や年齢などによって所得基準が異なります。令和7年度就学援助基準額の目安は表2の通りです。
表2
父(40歳) 母(40歳) 年間合計所得金額 1人 小学1年生 約212万円以下 2人 小学1年生、幼児(4歳) 約237万円以下 2人 小学4年生、小学1年生 約257万円以下 3人 小学4年生、小学1年生、幼児(4歳) 約277万円以下 3人 中学1年生、小学4年生、小学1年生 約311万円以下
出典:東京都武蔵村山市「令和7年度就学援助費のご案内」を基に筆者作成
家賃を支払っている場合は1年間分の家賃を年間合計所得金額に一定の上限額まで加算できるため、ホームページで確認しておくとよいでしょう。
就学援助の金額は?
就学援助制度を利用することでいくらの援助を受けられるかは、自治体によって異なります。
東京都武蔵村山市の場合だと、令和7年2月下旬に「小学校への入学を次年度に予定している者小学校1年生」を対象に「新入学準備金」として5万7060円が支給されています。
また、横浜市では令和7年度入学準備費として、12月下旬ごろに6万3100円が支給されました。
このように、ランドセルの購入に充てられる援助金は5万~6万円台が一般的のようなので、経済的に不安がある場合は申請を検討するとよいでしょう。
各自治体が実施している「就学援助制度」を利用することでランドセル購入に充てられる補助金がもらえる可能性がある
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会の調査によると、2025年におけるランドセル購入金額の平均は「6万746円」で、年々高くなってきていることが分かります。
経済的な負担が大きいと感じる場合は、各自治体が実施している「就学支援制度」を利用することで、ランドセル費用に充てられる「入学準備費」が支給される可能性があります。就学援助の対象となる所得基準の目安を、各自治体のホームページなどで確認してみるとよいでしょう。
出典
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会 ランドセル購入に関する調査 2025年
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会 ランドセル購入に関する調査 2020年
一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会 ランドセル購入に関する調査 2018年
武蔵村山市 保護者の皆さんへ 令和7年度就学援助費のご案内
横浜市教育委員会 YYNET 令和7年度新入学 入学準備費申請のお知らせ(就学援助制度)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
