趙選手(写真:ロイター/アフロ)

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サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会に出場している韓国代表FW趙圭誠(チョ・ギュソン、24)のインスタグラムのフォロワーが2022年12月5日までに200万人を超えた。

趙は11月28日にエデュケーションシティスタジアムで行われたグループステージ第2戦のガーナ戦で2ゴールを決めるなどの活躍を見せた。2点ビハインドの後半13分にヘディングシュートを決めると同16分に再びヘディングでゴールに押し込んだ。

3日の投稿画像には217万件の「いいね!」

試合は後半23分にガーナMFモハメド・クドゥス(22)が逆転のゴールを決め、ガーナが3−2で勝利。韓国は勝ち点こそ逃したが、趙の2ゴールはチームに勢いを与え、12月2日の第3戦では優勝候補のポルトガルを2−1で撃破。グループHを2位で通過し決勝トーナメント進出を果たした。

W杯の活躍により趙の注目度が急上昇し、インスタグラムのフォロワー数は爆発的増加を見せている。

韓国メディア「中央日報」(日本語WEB版)によると、趙のインスタグラムのフォロワーは、W杯開幕前は2万人から3万人程度だったというが、12月5日正午時点でフォロワー数は230万人を突破している。3日に投稿した画像には217万件の「いいね!」が付き、5万を超えるコメントが寄せられた。

プレーだけでなく容姿も注目を集める要素の一つのようで、趙については、複数の日本メディアも「イケメン」などと報じている。

日本の16強入りめぐる発言が物議

初出場のW杯で一躍時の人となった趙だが、日本代表に対する発言でも注目を集めている。

複数の地元メディアによると、趙は決勝トーナメント進出を決めた2日のポルトガル戦後、韓国メディアのインタビューの中で日本のベスト16について言及した。

「edaily」(WEB版)は4日に公開した記事の中で、現地の記者と趙のやりとりを次のように伝えた。

記者が「(日本の16強を)私は羨ましくも憎いという気がした。日本の16強進出のニュースに影響を受けたのか?」と語りかけると、趙は「日本が(16強に)上がったから私たちも上がらなければならないというよりは、日本が上に行ったことが正直、少し憎らしくもあった」と答えたという。

同メディアによると、韓国の一部のネットユーザーから「ワールドカップに出場している国家代表選手として言動に気をつけなければならないのではないか」という批判の声が上がる一方で、「取材陣の質問に合わせて答えただけ」という意見も出ているという。趙の発言は日本でもSNSで拡散されサッカーファンの間で物議を醸している。