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前回からの続き。これは3年前の話。ある日、母さんの認知症がはじまったと父さんから連絡があった。だけど俺は三兄弟の三男だし、介護はマモル兄さん(長男)の嫁であるレイコさんがするものだ。しかし話合いがこじれ、マモル兄さんとレイコさんは離婚することになってしまったようだ。そうなると母さんの介護をするのは、ヨシ兄(次男)の嫁サツキさんかな……? そう思っていたら、ヨシ兄から切羽詰まったような声で電話があった。

母さんがじいちゃんとばあちゃんの介護をしていた日々は「親の面倒は長男の嫁がみる」という、幼い俺の脳裏に刻み込まれた日常でもあった。だからてっきり長男の嫁であるレイコさんがするとばかり思っていたのに……。レイコさんは神谷家の「母さんの代わり」なんだから、長男の嫁として神谷家を支えていく立場だと思っていたのに、離婚なんて……。ヨシ兄のところのサツキさんはしっかりしているけれど、怖そうだからなー。きっと何か言われたんだろうなー。残すところはウチの嫁……。意外に素直な子だから、聞いてくれるだろう。





俺「え……俺って間違っている?」

トモコ「……もしかしてケイタくん、お嫁さんが自分の親の介護をしてくれるものだって本気で信じていたの? 引く〜。親の介護について考えるなら、自分の親は自分ででしょ?」

トモちゃんの言葉に、俺は呆然としてしまった。

【第8話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子