京都のヨドバシカメラが、転売ヤーを皮肉っている――。そんなツイートが2020年11月10日に投稿され、話題を呼んでいる。

こちらはツイッターユーザーの国府宮(@KL_MP35JM)さんの投稿だ。10日の15時ごろに京都駅前のヨドバシカメラ京都店で撮影したものだという。

ポスターには、任天堂(京都市)の大人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」のゲーム画面が映っている。

薄暗い地下室のような部屋に、山と積まれた段ボール箱や「Nintendo Switch」と思しきアイテムが並べられている。Switch本体の奥にある輪っかは、「リングフィット アドベンチャー」のコントローラーだろうか。

そして、部屋の中央には何やら困惑の表情を浮かべるマスクを着けたキャラクター。

はっきりとそう書かれている訳ではないが、なんとなく「転売目的でゲーム機を大量に買い占めたはいいものの全然売れずに持て余している人」という風に見える......。

「煽り散らかしてて草」

あたかも、転売に失敗した転売屋を皮肉るようなこのポスターに対し、ツイッターでは、

「煽り散らかしてて草」
「さすが京都、ハッキリと言葉で表さないでナジる」
「転売屋にこれは絶対に見てほしい」

といった反応が寄せられている。


こ、これは痛烈......!(画像は国府宮(@KL_MP35JM)さんより・編集部でトリミング)

Jタウンネットは11月12日、ポスターの画像を投稿した国府宮さんに話を聞いた。実際にポスターを見かけた際の感想について国府宮さんは、

「いままで中々販売できなかった分の思いがあるのかな、と感じました」

と答えた。

このポスターについて、Jタウンネットは11月12日、ヨドバシカメラ本社の広報を通して京都ヨドバシに取材を申し込んだが、20日になって今回のポスターに関する取材には応じられないという旨の回答があった。