54歳の磯野波平さん、現代の設定なら何歳だろうか?
当時の男性の平均寿命は約65歳。「波平理論」を提唱する日銀金融研究所長の関根敏隆さんは「生物学的には現在の74歳に相当する」と、医療の進歩や健康増進などで80歳にまで伸びた現在との違いを指摘する。
妻のフネさんとの老後を楽しみにしている様子の波平さんだが、まだ小学生のカツオとワカメがいる。果たしてどういう選択をしたのだろうか。同じく定年まで1年を切った身としては気になる。
サザエさん一家のような、サラリーマンと専業主婦家庭を想定した厚生年金制度の原型ができてから60余年になる。令和の今、年金受給開始年齢は逃げ水のように遠ざかり、「老後」は死語になりつつある。嗚呼(ああ)。
