南海トラフ地震は2030年代に起こる可能性が指摘されているが、もし首都直下地震と連続して起こった場合、歴史の転換点を迎える可能性は十分にあるという。東京大学名誉教授・養老孟司氏と小西美術工藝社社長として行政に対する改革提言を積極的に行うデービッド・アトキンソン氏が語り合った。※本稿は、養老孟司『日本が心配』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。■日本のGDPの4倍が消し飛ぶ被害額が想定されている【養老