羽生善治九段 竜王戦決勝T進出ならず 挑戦者決定戦進出の棋聖戦、王位戦に続けず
将棋の羽生善治九段(55)が8日、東京・将棋会館で第39期竜王戦1組出場者決定戦に臨み、斎藤慎太郎八段(33)に99手で敗れた。藤井聡太竜王(23)=王将など6冠=への挑戦権を争う決勝トーナメントに3期ぶり、1組4位での出場はならなかった。
将棋は振り駒の結果、後手になり戦型は角換わりへ進んだ。羽生の攻めに斎藤が7筋から反発。角香交換の駒損ながらと金を作って入王の構えも見せた。
対して羽生は金銀3枚、飛車も活用して自陣を固めた後、豊富な持ち駒で左右挟撃態勢を築いた。一時は有利に立ったと思われたが、今春の叡王戦挑戦者の寄せに行く手を阻まれた。羽生は今年度棋聖戦、王位戦で挑戦者決定戦まで進出。王座戦では本戦1回戦を突破して8強に進出するなど復調ぶりが顕著だった。
これで竜王戦の決勝トーナメント進出者が出そろった。1組優勝の永瀬拓矢九段、2位の伊藤匠2冠、3位の菅井竜也八段、4位の斎藤、5位の佐々木勇気八段、2組優勝の服部慎一郎七段、2位の久保利明九段、3組優勝の増田康宏八段、4組優勝の長谷部浩平六段、5組優勝の柵木幹太五段、6組優勝の西田拓也六段の11人が出場する。
