川崎フロンターレは8日、関西大からDF高橋哲也が27年1月より新加入することが内定したと発表した。

 ハイレベルなCBが揃う今季の大学サッカー界にあって、高橋も進路が注目された選手の一人だった。今春行われたデンソーカップチャレンジにも関西選抜の一員として出場。優秀選手賞を受賞すると、今季は関大で全試合にフル出場。リーグ最少失点の堅守を支えている。

 当然、複数クラブから関心を寄せられていた。川崎Fから獲得オファーが出たのは今春のこと。「練習に参加したこともなったので、環境を確かめたいと思ってチェックに行きました。そこで自分のストロングが一番出せると思ったし、チームの雰囲気も環境もめちゃくちゃいいと感じました」。即決することはなかったが、納得して決断した。

 同い年選手の選手の存在も川崎F入りを後押しした。MF大関友翔は同じ2005年の早生まれで、ロサンゼルス五輪世代になる。MF名願斗哉は高橋が東海大大阪仰星高、名願が履正社高に在籍したときに対戦したライバルだった。「そこも決め手になった理由。斗哉にはいろいろ話を聞かせてもらって決めさせてもらいました」。楽しみな切磋琢磨が待っている。

 今後はタイミングをみて活動に参加したいと考えているが、基本的には大学で過ごすことになる。「相手のプレスの矢印を折るトラップとか、ドリブル。それに相手がプレーしづらいと思わせるようなパスやドリブルを意識している」と話すようにサッカーIQの高さを売りにする選手だが、自らも自覚するようにフィジカル面など課題も多い。

 もっともその課題と向き合うことで、プロの舞台に即戦力として飛び込むつもりだ。3歳年上の兄・高橋直也(湘南)の背中を追うJ1内定CBは、「関大を日本一にしたい。そのために自分が体を張ってチームに貢献したい。川崎では大卒なので時間もそんなにないので、すぐに慣れて試合に出続けたい」と意欲的に話した。

●高橋哲也

(たかはし・てつや)

■生年月日

2005年1月15日

■身長/体重

184cm/70kg

■出身

大阪府門真市

■経歴

G大阪門真ジュニア‐G阪門真JY‐東海大大阪仰星‐関西大

(取材・文 児玉幸洋)