「変態の憂鬱〜きみの写真を撮ってあげる〜」1話(01)


【漫画】「変態の憂鬱〜きみの写真を撮ってあげる〜」を読む

「いい人っぽいね」と周囲からの評判も上々だったバイト先の新人。恋愛でも「一目惚れ」と公言するなどストレートな性格かと思いきや、実は想像を絶する高圧的な人物だったとしたら――。

Instagram(@negimayo3)とブログ「ここはネギマヨ荘」で漫画を発信する2人組クリエイターのネギマヨさん(作画:ネギさん、原作と塗り:マヨさん)。彼らが描く『変態の憂鬱〜きみの写真を撮ってあげる〜』(Amazon Kindleインディーズにて無料配信中)は、マヨさんが10代のころに体験した出来事をベースにした作品だ。本作では、バイト先の新人男性「キャメ」の一方的な片思いと、異常ともいえる粘着質な行動が描かれている。

「変態の憂鬱〜きみの写真を撮ってあげる〜」1話(02)


「変態の憂鬱〜きみの写真を撮ってあげる〜」1話(03)


「変態の憂鬱〜きみの写真を撮ってあげる〜」1話(04)


■外面のよさに隠された「支配欲」とモラハラ気質

一見、礼儀正しい愛されキャラで周囲とすぐ打ち解けたキャメだが、マヨさんが同僚の許可を得て連絡先を教えたところから事態は一変する。許可なく呼び捨てにし、マヨさんの気になる相手を「あんな子どもっぽい男の何がいいんです?」と上から目線でくさすなど、次第に二面性が露呈していく。

マヨさんは「モラハラ気質な性格なんだと思う。先にかわいい子をほめて、それでも俺はお前が好きといった、支配欲の強い人のあるあるムーブだ」と分析する。彼の恐ろしい点は、最後まで職場の好感度を保ちつつ、マヨさんを悪人に仕立て上げたことだ。「もし付き合っていたらモラハラ粘着地獄だったと思う」とマヨさんは振り返る。

■実物そっくりのキャラクターが生むリアルな恐怖

本作の恐怖を底上げしているのがリアルなキャラクターデザインだ。マヨさんが「小太りの天然パーマで顔が濃い目。昔はモテていた空気を残すレベルの育ちのよい顔」と指定したところ、実物そっくりのイラストが完成した。作画のネギさんは「マヨの指定と私の描く絵がドンピシャすることがまれにある。そうすると今度は身バレが心配になる(笑)」と制作の裏側を明かす。

「キャメは私の周りにはいないタイプのヤバい男で、キモい!うざい!やばい!と感情が忙しかった」とネギさんが語る本作。連載終了後には読者からほかの登場人物への怒りの声も届いたという。実話ゆえのリアルな人間模様から目が離せない。

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