【SVリーグ】ウルフドッグス名古屋 3ー0 広島サンダーズ(5月1日・男子CS準々決勝)

【映像】グワンと落下する衝撃の軌道

 男子バレーの最高峰の戦いで、フランス代表選手が魅せた。急激に落下する“超縦回転”のサーブを沈めると、その衝撃の軌道に放送席の元日本代表やファンが驚愕の声をあげた。

 大同生命SVリーグ男子のチャンピオンシップ(CS)クォーターファイナルの第1戦が行われ、レギュラーシーズン4位のウルフドッグス名古屋は同5位の広島サンダーズと対戦。2戦先勝で準決勝進出が決まる重要な初戦で注目のプレーが飛び出した。

 WD名古屋が第1セット15ー12とリードする場面、サーブで登場したのはフランス代表にも名を連ねるティモシー・カールだ。勢い良くジャンプして放ったサーブはネットスレスレを通り越すと、そこから一気に落下。縦回転がかかったボールがグワンと勢い良く軌道を変えると、対峙したサンダーズのキャプテン・新井雄大も反応しきれず。かろうじて触ったボールはそのままサイドの観客席まで飛んでいった。

 中継の解説を務めた元日本代表の青山繁も、この衝撃の軌道を確認した途端「いやこれはすごいサーブだ」と驚いた様子。そして「サービスエースを狙った感がある」と、試合序盤にリードを広げることに成功した一撃を絶賛していた。

 さらにはこのサーブにはファンもリアクションを寄せ、SNSでは「オレたちのカールが躍動しすぎている」「カールがすんごいサーブ」「カールのサーブ、フォークかよ……(ドライブなんだけどね)」と、チームに勢いをもたらしたサービスエースに歓喜しているようだった。

 今季、レギュラーシーズンで15本のエースを奪ったフランス代表アウトサイドヒッターは、この試合で大活躍。サーブは18本を打って3本のエースを決め、効果率は19.4%と圧倒的な数字を叩き出した。さらにはアタックも19本打って12本を決め、決定率63.2%と、まさに“大暴れ”といったパフォーマンスで、チームをけん引してみせた。

 終わってみれば、この試合はWD名古屋が盤石の戦いを披露し、広島をセットカウント3ー0と圧倒。重要な初戦をものにした。なお、翌日に行われた第2戦は逆に一進一退の戦いとなる中、フルセットの末にWD名古屋が3―2で勝利。昨季に続きCS準決勝に駒を進めたWD名古屋は、5月9日に昨季王者・サントリーサンバーズ大阪との第1戦に臨む。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)