73年ぶりの牝馬Vを目指すアクアヴァーナル

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 「天皇賞(春)・G1」(3日、京都)

 1953年のレダ以来、73年ぶりとなる牝馬による春の盾制覇を狙うアクアヴァーナル。決戦2日前の1日朝、目下の充実ぶりを示すように栗東坂路を4F64秒7で気分良く駆け上がった。

 担当の安部厩務員は「いい雰囲気ですよ。いい感じで仕上げることができています。前走を使ってからも、変にイレ込むことなく落ち着いています」と納得の表情でここまでの調整を振り返った。

 木曜に発表された調教後馬体重は476キロで前走からマイナス2キロ。牝馬とあって少し心配になる数字に映るが、「前走は絞り切れなかったので、今回はより長距離仕様にしたくて意図的に絞ってきました。レースでは(前走時より)マイナス4〜8キロになると思います」ときっぱり。全く不安がないことを強調した。

 阪神大賞典ではアドマイヤテラに3馬身差の2着だったが、仕上がり途上だったのも事実。「正直、半信半疑でした。斤量も増えていたので。でも、あの状態であの走りができた。収穫は大でした」と安部厩務員は前向きに受け止める。

 3枠4番についても「理想の枠が引けました。ソツなく先行してくれる松山君にも、この馬には合っていると思います。内でジッとして、前走でつけられた差を埋めたい」と意気込んだ。牝馬Vの快挙達成へ、歴史を塗り替える走りを披露する。