――震災後は、子どものおむつやミルクなども手に入らない状況ですよね。

アベ:子ども用品はまったく手に入らなかったです。避難所によっては、物資が潤沢にあったという話もありますが、在宅避難の私たちは、自力で調達しなければなりませんでした。我が家は、偶然にもオムツだけは直前に買い溜めしてあったのですが、周りに困っているお母さんはたくさんいました。

【アベナオミ】
宮城県出身・在住。日本デザイナー芸術学院仙台校でイラストを学ぶ。イラスト担当著書に『マンガでわかる! 妊娠出産はじめてBOOK』『子どもを叱りつける親は失格ですか?』『わたしの心と体を守る本 マンガでわかる! 性と体の大切なこと』『料理は妻の仕事ですか?』(すべてKADOKAWA)、『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』(学研プラス)など多数。東日本大震災を経験し、子育て世代の防災の大切さを伝える活動がライフワーク。2016年に防災士の資格を取得。2男1女の育児に毎日奮闘中。

<取材・文/都田ミツコ>

【都田ミツコ】
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。