会話中に人格を責められたら? “対人論法”を知っていれば切り返せる!?【眠れなくなるほど面白い 図解 認知バイアス】
人格と言動はつながっている?
【対人論法】
人柄が言葉に「重み」を与える
家族や友人と話しているときに、突然「お前にできる(わかる)わけないだろ」と、上から目線でいわれたら、あなたはどんな気持ちになりますか?
多くの人は人格を否定するような物言いにショックを受け、嫌な気分になったり、腹が立ったりしてそのまま会話を続ける気にはならないと思います。発言の撤回を求めたり、反論したりする人もいるでしょう。実はあなたのそうした反応こそが相手の狙いなのです。
これは「対人論法」と呼ばれるロジックで、今話をしている内容とは関係なく、相手の属性(年齢・性別・出自・社会的な地位など)や性質、あり方などを攻撃する発言をあえて行うことで、相手のいい分を退けるのが目的です。
いわれた側からすれば、自分にとって痛いところを突かれたことで後ろめたい気分になったり、逆に腹が立ったりして、うまく相手に乗せられ、話の本筋とは関係のないところでいい負かされてしまう可能性もあるのです。
一方で、相手が対人論法をしかけてきたということは、それだけ今の議論で追い詰められていて、苦し紛れの人格攻撃で論点をそらそうとしている可能性も十分考えられます。
ショックで動揺する気持ちを抑え、「それは今の話と関係ないですよね」といい返すことができれば、もはやあなたの勝利は目前です。
主張<人格のバイアスが対人論法の原因に
▼夫の主張に対する妻の視点▼
【相手の主張そのものよりも、その人格や日頃の行動などに注目し、偏った判断に】
論者の主張ではなく、その人格やスペック、
過去の言動などを攻撃して主張を退けることを
「対人論法」と呼ぶ
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 認知バイアス』監修:高橋 昌一郎
