『ルパン三世 EPISODE:0』が魅せるルパン一味初めての出会い【日曜アニメ劇場】
本作は2002年に初放送されたTVSP第14弾で、タイトル通りにルパン一味の出会いが描かれており、TVSPの中でも特に人気の高い1作。ルパンと次元、五ェ門、不二子はいかにして出会い、仲間になったのか? 知られざるエピソードの数々……だが、ルパンのストーリーはやはり一筋縄ではいかない!?
街角にたたずみタバコに火を付けた次元がゆっくりと語り始めたのは、ルパンと次元、不二子、五ェ門、さらに銭形警部も登場するドラマチックな ”ファーストコンタクト” の物語――。
ルパンの狙いは、ダイヤモンドより硬い合金の製法が記された巻物が入っている円柱型の筒〈クラム・オブ・ヘルメス〉。持ち主であるニューヨークの大物マフィア・ガルベスのパーティーに潜入したルパンを待っていたのは、ガルベスにボディガードとして雇われた裏社会No.1のガンマン・次元大介だった。次元は決着を付けようと執拗にルパンを襲撃し、ルパンはそんな次元に興味を持ち始める。
一方、時を同じくして、長年探し続けていた ”剣” の在処を求める剣士・石川五ェ門、さらには指名手配犯・峰不二子の行方を追う警視庁の銭形警部がニューヨークを訪れ、それぞれ ”ルパン三世” と名乗る男の存在を知ることになる……。

原作:モンキー・パンチ (C)TMS・NTV
やはり本作最大の売りは、お馴染みのメンバーの初対面。ルパンvs次元、ルパンvs五ェ門、次元vs五ェ門といったファンにとっての「夢の対決」シーンが見どころとなっている。
それぞれのキャラクターの特徴や魅力にあらためて気付かされるのも、”エピソード・ゼロ” ならではの醍醐味と言える。ガンマンとしての凄腕を遺憾なく発揮する次元、五ェ門の圧倒的な剣技と超人的な運動能力、飄々とそのいずれとも互角に渡り合うルパン――それぞれの実力と魅力に改めてスポットが当たっているのが、ファンにとって嬉しいポイントだ。そしてそのやり取りの中で、3人がお互いの生き様や実力を理解し合っていく様子がテンポ良く描写されていく。
もちろん、男たちを妖艶に翻弄し、気まぐれな態度の奥に独特の矜持を感じさせる不二子の魅力もたっぷり。
クソ真面目で頑固、時に鋭い観察眼や推理力を発揮するも、結局はルパンに出し抜かれるという、愛すべき銭形の姿にも注目したい。
実はTV第1シリーズで五ェ門との出会い、また現在配信中の新作『LUPIN ZERO』では中学生時代のルパンと次元の出会いが描かれているのだが、他作品の ”ファーストコンタクト” と本作は矛盾しないのか? その疑問は、最後の最後に訪れる大どんでん返しによって解消されることになる。
意外な真相に驚き幻惑されて、改めて本作を振り返ってみた時、その魅力はさらに味わい深くなるはずだ。

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原作:モンキー・パンチ (C)TMS・NTV
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