絶好調!コメ兵の「B to B」中古ブランドオークション
業界で「業者オークション」とも呼ばれるBツーBオークションは、中古ブランド品買い取り業者間で出品・落札を行う場。自社店舗の在庫を出品したり、逆に店舗の品ぞろえをよくするために競り落としたりする。
中古ブランド品をニーズのあるところに回し合い市場の活性化につなげる、いわば業界の潤滑油的存在だ。主催者のコメ兵は出品者から手数料として落札価格の3―5%を得るほか、自身もオークションに参加している。
KOMEHYOオークションは出品点数の多さや、それら一点一点をコメ兵の鑑定士が検品する信頼感が評価され会員数が年々拡大している。最近では「海外バイヤーも増えている」(コメ兵の担当者)という。
従来は月1回の開催だったが参加者の増加を受け、18年6月からは四つのカテゴリーのうち「アパレル」を除く「ジュエリー」「時計」「ブランドバッグ」について月2回にした。これにより19年3月期の流通額は前期比26・8%増の232億円と大幅に拡大した。
国内リユース市場は拡大基調にあり、22年には3兆円規模に到達するとされる。コメ兵は22年3月期を最終とする中期経営計画で連結売上高680億円(19年3月期比33・4%増)を目指し、法人向け販売を強化する方針を示している。コメ兵の成長戦略上、BツーBオークションの重要性が今後、一層高まりそうだ。
