うろこ雲が出ると天気が崩れる? あの天気の言い伝えってホントなの?
■あくまで言い伝えだけど……
まずは、天気にまつわる言い伝えを紹介します。
●うろこ雲が出たら数日のうちに雨
うろこ雲は「巻積雲」という雲の一種。この巻積雲は低気圧の前面に現れることが多いとされているため、うろこ雲が出たら雨が降るといわれているのです。
ひつじ雲は「高積雲」という雲の一種です。先ほどのうろこ雲と同じように低気圧の接近に伴って現れることがあるので、「ひつじ雲が出ると雨」といわれているそうです。
●朝虹は雨、夕虹は晴れ
朝に虹が見えるのは、西側に降っている雨に東から出た日の光が当たっているから。つまり、西側の悪い天気がこちらに来るということで、朝の虹は天気が崩れる前兆ということなんだそうです。夕方の虹はそれとは逆ということですね。
●飛行機雲がすぐに消えると晴れ
空に現れる飛行機雲は水蒸気によって発生するものです。上空の空気が乾燥していると水蒸気の飛行機雲は早く消えてしまい、逆に湿度が高いとなかなか消えない、ということなんだそうです。
●ネコが顔を洗うと雨が降る
雨が近くなると湿度が高くなり、ネコのヒゲが垂れ下がってしまうそうです。そのため、顔を洗ってヒゲをピンと伸ばすということで、「ネコが顔を洗うと雨が降る」というのだとか。
●ツバメが低く飛ぶと雨
雨が近くなると、湿気で虫の羽が重くなり、低い位置を飛ぶことになります。そのため、虫を餌とするツバメも低い位置を飛ぶ、ということなんだそうです。
●カエルが鳴くと雨
カエルは湿気を好むため、空気が乾燥する天気の良い日には元気がなくなり、雨が降る湿気の高い日は元気になります。ということで、カエルが鳴く日は雨が降るといわれるようになったとか。
こうした天気にまつわる言い伝えは「観天望気」と呼ばれるそうです。さて、こうした天気に関するまことしやかな言い伝えの数々は、実際当たっているものなのでしょうか? 気象庁の天気相談所に聞いてみたところ、
「昔から言い伝えられていることですし、さまざまな学者の方が研究されていますが、気象庁でこうした言い伝えなどに関する正確なデータは取ったりしていないのです。ですので、何ともいえないというのが正直なところです」
という回答がありました。ただ、昔から言い伝えられているものもありますし、実際の天気予報を見ながら、参考程度にと考えておくのがいいのかもしれませんね。
(中田ボンベ@dcp)
