中国メディア・新浪網は20日、市場調査会社Ipsosがこのほど実施した調査で、71%の中国人が「自身の所有物が個人の成功を量る指標だ」と回答し、世界平均を大きく上回ったと報じた。

  記事が紹介した調査結果は、Ipsosが20カ国に対して実施したもの。「物質量が成功の判断基準」と回答した中国人は71%にのぼり、2位のインドより13ポイント高く、世界平均より37ポイントも高かった。

  また、「成功と金儲けに大きなプレッシャーを感じる」という質問でも中国人が68%が「Yes」と答えて最多となり、世界平均を20ポイント以上上回る結果となった。

  記事は、調査結果についてIpsosが「多くの中国人が個人の所有物イコール成功のすべてと認識していることが明らかなった」とし、5年前には10%だった中国による世界のぜいたく品購入率が30%を超えたと紹介したことを伝えた。

  中国国内において「財物こそすべて」という傾向が強いことは比較的よく知られており、しばしば「拝金主義」といった言葉で説明される。そして「儲けさえ出ればいい」という観念が、環境汚染、食品の安全問題や手抜き工事を生む要因の1つであることも否定できない。

  多くの中国人が抱く、財物と成功についての観念は、ゆとりある暮らしを描く「小康社会」達成によって変わっていくのだろうか。(編集担当:今関忠馬)