アップルを15年間率いたティム・クック氏退任へ…新CEOにジョン・ターナス氏
アップル最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏が、9月にCEO職を退く。
20日(現地時間)、AFP通信などによると、アップルはこの日、声明を通じ、2011年から15年間にわたりアップルを率いてきたクックCEOが9月に退任し、取締役会議長に就任すると明らかにした。次期CEOには、ハードウェアエンジニアリング部門上級副社長であるジョン・ターナス氏が指名された。
クックCEOは「アップルのCEOとして、このように特別な会社を率いることができたのは、私の人生で最大の栄誉だった」と述べた。後任CEOとなるターナス氏については、「エンジニアの心と革新家の魂、一貫性と情熱を備えた人物だ」とし、「彼は疑いの余地なく、アップルの未来を率いていくのにふさわしい人物だ」と強調した。
クックCEOは1998年にアップルに入社し、アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏が死去した2011年にCEOに就任した。アップルは、クックCEOの指揮下で時価総額が3500億ドル(約55兆円)から4兆ドル(約635兆円)へと10倍以上増加するなど、前例のない成長を遂げた。売上高も1080億ドルから4160億ドルへと約4倍に増えた。
後任CEOとなるターナス氏は2001年にアップル製品デザインチームへ加わり、2013年にハードウェアエンジニアリング部門副社長(VP)、2021年に上級副社長(SVP)となった。この期間、ターナス氏はiPad・AirPodsなどの開発を率い、iPhone・Mac・Apple Watchなどの開発も担った。特にアップル最新のiPhone17シリーズを通じ、アップルが14年ぶりに販売台数基準でスマートフォン市場1位を奪還するのに寄与した。
ターナス氏は「アップルの使命を率いる機会を与えられたことに深く感謝する」とし、「私はアップルが今後数年間で成し遂げることに対し、楽観に満ちている」と述べた。
クックCEOが取締役会議長に就任することで、過去15年間にわたり議長を務めてきたアーサー・レビンソン氏は独立取締役となる。また、ターナス氏も9月のCEO就任と同時に取締役会の一員となる。
