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本当に使えるかが大きな差に!

いま、AIが人間の仕事にまで影響を与えています。でも、AIのおかげで、かえって儲かってるなんて人もいるみたい。その傾向は海外で顕著のようです。

AIスキルで給料アップ

Lightcastは、13億件に上る求人広告を分析した調査結果を発表。AIスキルを必要とする職種に限れば、そのほかの職種と比較して年収は平均して28%アップしているとのデータを明らかにしています。実際の金額にするならば、これは年間1万8000ドル(約280万円)の給与差が生まれていることになるんだとか。

求人広告はAIスキルの重要性をアピールする傾向にあり、その人材には給料を上乗せすることをいとわない雇用主が増えている。

Lightcastのグローバルリサーチ部門を率いるElena Magrini氏は、こんなふうに総括しています。同様の指摘は、各国で共通しており、英国内でCIO Diveが実施した調査でも、AIスキルを要する職種の年収は、ほかの職種より平均して23%アップ。 これは博士号を有するPhD(Doctor of Philosophy)ポジションへの応募者に、平均33%アップの年収を用意している好待遇に次ぐレベルとのことですから、驚きですよね。

資格より使えるかどうかがカギ

ちなみにFoote Partnersの調査結果によると、AI関連の資格保持者に対しては、10%前後の年収アップを提示している企業が多い模様。しかしながら、業務に即フル活用できるAIスキルを有している人に対して、企業は19〜23%高い年収を提示しているのが現状だそうです。バリバリと仕事でAIを本当に使える人材の価値は、いま急上昇中なことは確かでしょう。

とはいえ、あるOpenAIの元重役は、こうしたAIスキルを適正に評価するシステムが、人事部に欠けていることへの懸念を表明。とりあえずAIまかせで後悔する企業も少なくないようですし、真に使えるAIスキルを有する社員こそ、高く評価されていく環境作りが求められています。これは日本国内でも同じ状況でしょうね〜。

Source: Lightcast、CIO Dive、Foote Partners