東京地裁に入る田口淳之介被告(撮影・郡司 修)  

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大麻取締法違反(所持)の罪に問われたアイドルグループ「KAT―TUN(カトゥーン)」の元メンバー田口淳之介被告(33)と、同居していた元女優小嶺麗奈被告(38)は11日、東京地裁(長池健司裁判官)の初公判でいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は2人に懲役6月を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。

 判決は30日。ポイントになるのは再犯の可能性の有無。両被告は内縁関係にあり、今後も2人で生活をすることが想定される。その場合、どちらかがきっかけで再び大麻を使用する可能性もある。

 法廷で田口被告は「これからも交際を続けていきたい」と述べ、小嶺被告も「交際が続くなら結婚したい」と望んだ。

 黒のスーツ姿で、一礼して法廷に入った田口被告は、小嶺被告と隣り合って座った。被告人質問では、以前から使っていた小嶺被告から大麻のことを聞き、「仕事や人間関係のストレスが原因で使った。気持ちがまろやかになる」と話した。

 芸能活動は続ける意向を示し「関係者やファンの期待、自分自身の夢も裏切ることになってしまった。更生してまっとうな人生を歩みたい」と語った。

 小嶺被告は、田口被告との交際が報じられたことで嫌がらせを受け、睡眠障害や摂食障害になったと明かし「(大麻の使用で)苦しみや不安が解消された」と述べた。田口被告より半年ほど前から使っていたという。

 午前中から日比谷公園ではリストバンド式の傍聴整理券が交付され、24席の一般傍聴券を求めてファンら1265人が列をつくった。倍率は52・7倍。

 起訴状によると、2人は5月22日、一緒に住んでいた東京都世田谷区のマンションで乾燥大麻約2・2グラムを所持したとしている。いずれも6月5日に起訴され、同7日に保証金300万円を納付して保釈された。検察側は論告で「2人は10年前から断続的に所持・使用を繰り返している。常習性が認められ、再犯の恐れは否定できない」と指摘した。