来月8日、東京・有明コロシアムではプロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥がダビド・カルモナ(メキシコ)との2度目の防衛戦に臨む。

すると26日深夜、フジテレビ「スポーツジャングル」には井上がゲスト出演。「探検 ボクサーの減量禁欲カレンダー」として、王者の過酷な減量内容を紹介した。

「大体8キロくらい、1ヵ月で落とさなくてはいけない」という井上だが、減量開始予定日の前日には「牛タン祭り」として好物の牛タンを沢山食べるという。

その他にも、「身の回りをピンピカにする」として部屋の大掃除や洗車をするという井上は、「減量するとイライラしてくる。その時に部屋が綺麗な方が集中できる」とその理由を語り、具体的な減量ペースについては「1回の練習で1.5キロ落としたとしたら、その日の夕食を500g摂って、水分500g摂って、結果的に500g落ちる。それで500gずつ落としていく」と説明した。

さらに試合20日前になると「おかしな行動を取り始める」という井上。「減量もきつくなってきて食べ物に目がいく。いつも以上にグルメ番組観たり、家にある食べ物を写メで残したくなって寝る前に見る」などと苦笑い。番組で小売店の飲料売り場を写真に撮る井上の姿が紹介されると、さすがの浜田雅功も驚いた。

また試合5日前には「ドンキで爆買い」として「計量終わったら飲む物を1万円分くらい買っちゃう」などと話したが、「計量が終わると(食欲が)満たされちゃう」とも。そんな井上は過酷な減量を経て試合前日の計量をクリアすると、「まず体力戻すために水分だったりおかゆとか食べて戻していく」とし、翌日の試合までの間に5キロも体重が戻るという。