連勝を続け、補強し、インテルに勝ち点で並んだことで、ミランには落ち着きが戻り、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の頭上にある雲はなくなった、かに思われていた。だが、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は9日、選挙活動で訪れたヴェネト州で、アッレグリ監督について「彼は何も理解しない」と発言している。

『レプッブリカ』によると、同名誉会長はバルセロナ戦の予想を求められると、「バルセロナ相手に勝つには一つしかない。すぐに、最初から彼らを攻めなければいけない。前線はトリデンテにして、彼らをプレーさせてはいけないんだ。ほかに策はない」と返答。そして、アッレグリ監督にそう助言したのかと聞かれると、「彼は何も理解しない」と答えたという。

一方、アッレグリ監督はカリアリ戦を前に、開催地をめぐる騒動について、「試合のことだけを考えなければいけない」と語った。最終的にカリアリのイス・アレナスでの開催となった一戦について、指揮官はこのように話している。

「相手は好調だ。ローマ相手に勝ったところで、ホームではベストを出すことができる。もちろん、ホームのファンの前でうまくやりたいと望んでいるだろう。我々が良い結果を残し続けなければいけないのと同じだ」

「カリアリの前線は基準点を与えてくれない。対戦するのが難しい相手だ。スピードがある選手たちもいて、カウンターがうまい。我々は激しく、集中しなければいけないよ」

FWマリオ・バロテッリを筆頭に、代表選手たちの調子も良いようだ。アッレグリ監督は「彼の試合をするコンディションにある」とコメント。罰金騒動については、「マリオはメディアから大げさなプレッシャーを受けていると思う。彼がすることはすべて最大限に騒がれるんだ。私が知っているのは、彼が練習しており、時間を守っているということだけだ」と続けた。

ミランが絶好調だという見方には賛同していない。

「ミランが必要としていたのは、夏に起きたことを理解することだけだった。私も含めてね。クラブは環境を落ち着かせてくれ、会長はそばにいてくれた。リーグ戦が終わったときに、今よりも良い順位にいることができたら、自分たちが良い仕事をしたと思えるだろう」

「チームはまずまずの出来でやっている。だが、ここから難しいんだ。我々は素晴らしい挽回をしてきた。ハンディキャップを背負ったスタートだったことを自覚しつつね。ここで勝ち点を落とすのは危険だろう。これからの10日間が、かなり大事になるだろうね」