「ああいうプレーは彼の強みだ」上田綺世の絶品ゴラッソにクラブOBも感嘆「今は非常に自由に、ボールがない場面でも多くの仕事をしている」

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上田は絶妙なトラップで前を向き、冷静に右足で突き刺した(C)Getty Images

 フェイエノールトの上田綺世が2ゴールを決める活躍で、チームに4試合ぶりとなる白星をもたらした。現地時間4月25日に行われたリーグ第31節、ホームでのフローニンゲン戦で前、後半で1点ずつを記録し、シーズンでの得点数を25に伸ばした。試合は、3-1でフェイエノールトが勝利している。

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 上田はこの日、1‐0で迎えた22分にPKを決め、前節に続いての2試合連続ゴールを記録。そして、67分での2点目は流れの中から決めている。敵陣PA手前で味方からのパスに反応すると、トラップで反転しながら相手プレーヤーをかわし、ゴール右隅に流しこんだ。鮮やかなボールコントロールでフリーの状況をシュートまで持って行くテクニックを見せ、複数得点をマークしている。

 この上田のパフォーマンスについて、クラブOBからも絶賛する声が上がった。フェイエノールトの情報を発信する『FR12.nl』が、解説者としても活動するカリム・エル・アハマディ氏のコメントを伝えている。

 元モロッコ代表としての実績も持つアハマディ氏は、上田の2得点目に繋がったトラップを高く評価。「本当に素晴らしかった。ああいうプレーは彼の強みだ」などと語っており、「ウエダは連係にも優れている。前半にも足下でボールを引き出す良い場面がいくつかあった。このトラップも本当に見事だったし、後半開始直後にはファンデンエルシャウトから良いボールを受けていた」と称えている。

 また、ゴールを重ねながらもやや波があった日本人ストライカーの今季を振り返り、アハマディ氏は、「得点できていなかった時期は、彼が少し悩んでいるのも見て取れた」と述べながら、「だが今は非常に自由にプレーしていて、ボールがない場面でも多くの仕事をしている。数週間前にも言ったが、彼はチームが2位になるかどうかを左右する存在だ。今はほとんどコンスタントに得点している。ワールドカップも控えているし、フェイエノールトにとっても重要な要素になるだろう」などと言葉を並べている。

 現在もリーグ得点ランキングトップを独走中の上田。シーズン最終盤でも、高いレベルでプレーを磨きながらエースストライカーとしての役割を果たしていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]