Image: Koshiro K / Shutterstock.com

まだ機能してるけど、広告ブロックと、「広告ブロックをYouTubeがブロックするのをブロック」する系も形勢不利になりつつありますね。

見ない日はないYouTubeが、ライブ配信中に視聴者がチャットを盛り上げれば、実質的に広告の表示回数を減らせる新機能を繰り出してきましたよ!

チャットを盛り上げれば広告をスキップできる

4月13日に公開されたブログ記事で、ライブ配信のチャットで最高に盛り上がったタイミングをシステムが検知し、視聴者全員が自動的に広告をスキップできるようになったと発表しました。

YouTubeのライブ担当プロダクトマネージャーであるバーバラ・マクドナルド氏は、ブログで

当社のシステムは、一体感を守るために、ライブチャットのエンゲージメントがピークに達したタイミングを認識し、すべての視聴者の広告を自動的にスキップするようになりました。

と説明しています。

従来の広告回避策

これまで、YouTubeの広告を回避するいちばん手っ取り早い方法は、YouTube Premiumに加入することでした。Premiumには、広告ゼロの視聴、オフラインでの動画ダウンロード、モバイル端末で画面をオフにしたままの動画再生といった特典があります。

ただ、このオプションは値上げが決まっています。つい先週、YouTubeは米Gizmodoに対し、Premiumの価格引き上げを認めています。個人プランは月額14ドル(2,200円)から16ドル(2,540円)に、ファミリープランは23ドル(3,650円)から27ドル(4,290円)へと価格が引き上げられます。ポテチもYouTubeも値上げ続きです。トホホ…。

それでも、ユーザーにはまだ広告回避策が残っています。ブラウザで広告をブロックする拡張機能を使うか、Braveのようなプライバシー重視のブラウザを利用することも可能です。TampermonkeyでYouTubeの広告をブロックしたり、広告ブロックをYouTubeがブロックするのをブロックしたりするユーザースクリプトを使うという手もあります。

投げ銭で広告フリーの時間枠をゲット

エンゲージメントに応じた広告スキップ機能は、ライブ配信をより参加型にし、配信者にとって収益性の高いものにするというYouTubeの幅広い取り組みの一環です。

視聴者が「スーパーチャット」や「スーパーステッカー」、その他のデジタルギフトを通じてクリエイターを支援することで、広告ゼロの時間枠をゲットできるようになるそうです。こういった機能を購入すると、ユーザーは自分のメッセージを目立たせたり、配信者とより直接的につながることができます。

マクドナルド氏は、

その瞬間に中断されないように、購入直後に個人向けの広告フリーの時間枠を自動生成するアップデートを段階的に導入していきます。

と述べています。

広がるギフト機能と新カスタマイズ

現在、YouTubeはギフトツールを拡大中です。視聴者は今後、スマホから横画面のライブ配信にもギフトを贈れるようになります。これまでは縦画面に限定されていました。カナダや韓国、インドネシア、タイ、オーストラリアなど、より多くの国にこのオプションを展開しており、地域の祝日やイベントにひも付けたギフトの導入も計画しているそうです。

さらに、クリエイターが縦画面と横画面の両方で同時に配信できるようになり、すべて共通のチャット画面で管理できるようになるとのこと。

YouTubeは、縦画面でのクロップレイアウトなど、さらに多くのカスタマイズツールが導入予定であることもほのめかしています。

マクドナルド氏はブログで次のように記しています。

これによって、クリエイティブな自由度がさらに高まり、縦画面と横画面の配信それぞれに対し、完全に個別のカスタマイズされた動画を配信できるようになります。

興味がある広告ばかり表示されるならいいんですよ。何を見せられているのかよくわからない、スキップできるようになった瞬間に100%飛ばす広告ばかり流すのが問題だと思うの。

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