KNB北日本放送

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55年目の春が来ました。北アルプスを貫いて富山と長野を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が冬の休業期間を経てきょう、今シーズンの開通を迎えました。室堂はあいにくの雨でしたが、それでも訪れた観光客が、雪に覆われた白銀の世界を楽しんでいました。清水キャスターが取材しました。

北アルプス立山を貫く立山黒部アルペンルート。立山駅から長野県の扇沢まで総延長37.2キロが、今シーズンの開通を迎えました。見どころは、なんといっても巨大な雪の壁がそびえたつ「雪の大谷」です。

清水キャスター
「今年の雪の壁の高さは12メートルと例年よりは低くなっていますが、それでも間近で見ると迫力があります。みなさん写真を撮って楽しんでいます」

標高2450メートル、室堂の午前9時の気温は6.3度。あいにくの雨でしたが、観光客は迫力満点の雪の壁を前に写真を撮るなどして楽しんでいました。

台湾出身の女性
「めっちゃ広くてきれいです。さっきはちょっと雪も降ってきたので、とてもうれしいです」
千葉からの観光客
「70年生きて初めてです、ここに来たのは。感激です」
清水キャスター
「ワッツドーユーシンクアバウト ディススノーウォール?」
イスラエルからの観光客
「素晴らしいです。こんな景色は今まで一度も見たことがありません、本当に美しいです」
「アメイジング、アメイジングビュー」

今年は、暖冬の影響で積雪が例年より少なく、雪の壁は去年より4メートル低く、立山黒部貫光によると記録が残る1998年以降で最も低いということです。

きょうの入り込み客数は、午後4時の時点で富山県側からおよそ3100人、長野県側からおよそ2700人、あわせておよそ5800人でした。

アルペンルートの昨シーズンの観光客は84万5000人。前の年を2万5000人上回っていて、管理する立山黒部貫光はさらなる観光客増加に期待を寄せています。

立山黒部貫光 見角要社長
「立山黒部アルペンルート全線開通55周年になりまして節目の年になります。そういったことでいろんなイベントを実施しまして、みなさんをお待ちしたいと思っております」

立山黒部アルペンルートの営業は11月末までの予定です。