「ひとり立ち」の日を迎えたエンペラーペンギン「44番」

写真拡大

 昨年9月30日に、和歌山・白浜町のアドベンチャーワールドで誕生したエンペラーペンギンの子ども「44番」が4月15日、「ひとり立ち」の日を迎えた。

 エンペラーペンギンは、生後半年ほどで防水性の羽に生え変わり、野生では親鳥が海へ去る時期に合わせて子も自ら海へと旅立つ。同パークでもこの野生本来のライフサイクルをもとに、部屋を移動することで自立と大人への成長をサポートしている。

 15日午前10時20分頃、体重測定を実施。その後、引っ越しが行われた。アニマルエデュテイナー(飼育スタッフ)の誘導を受けると、「44番」は戸惑う様子を見せることなく、スムーズに移動専用の木製箱の中へ。10時30分頃にはこれまで過ごした「海獣館2階ペンギン展示場」から、隣の部屋への移動を完了した。新しい部屋では、エンペラーペンギンだけでなく、アデリーペンギンやヒゲペンギンなど、3種のペンギンたちが共に暮らしている。

 初めて顔を合わせる仲間たちに囲まれ、新生活をスタートさせた「44番」は、移動直後から落ち着いた様子。今回の引っ越しは、「44番」が初めて顔を合わせる仲間たちの中で社会性を育む大切な節目であるとともに、成鳥たちが次の繁殖シーズンに向けて野生に近い繁殖サイクルを整えるための重要な環境づくりの一環となっている。