甚大な爪痕を残した台風19号。被災地ではあす14日かけて寒暖差に注意!

最高気温経過(白石(宮城)・福島・長野)

阿武隈川が氾濫した宮城県丸森町に近い白石市、福島市、千曲川が氾濫した長野市の水曜日までの気温経過です。ますあす14日にかけてですが、きょう13日と比較すると長野では極端な差はありませんが、福島は3度ほど、白石は6度も低くなります。その後も福島と白石は平年より気温の低い状態が続き、昼間の服装は半袖より長袖のシャツが活躍します。

最高気温経過(宇都宮・東京・静岡)

同様に田川が氾濫した宇都宮市、多摩川が氾濫した東京、午後7時現在、一部で停電が発生している静岡市の水曜日までの気温経過をご覧下さい。きょうは台風一過となり、静岡では32.1度と異例の真夏日となり、県内3地点で10月の観測記録を更新しました。東京でも28.5度を観測。ところがあすは一転、きょうよりも8度ほど、宇都宮でも6度ほど低くなります。平年並みの気温ではありますが、きょうよりも大きく下がりますので、体調管理には十分な注意が必要です。その後は、ほぼ平年並みで経過しますが、朝晩と昼間の気温差が大きくなります。
◆災害の復旧作業を行う際は、上記で申し上げた寒暖差に注意することと併せて、現在の自分のいる場所の状況を良く確認を行いましょう。自分のいる場所の付近にある川の水位が下がり始めていても、上流で降った雨水がダムの放水などにより、再び上昇する恐れがあります。常に情報をご自身でキャッチし、自分の身は自分で守る行動を取ってください。