スーパー5軒まわっても「原宿ドッグ」「チーズワッフル」は見つからず…(※写真はコープの「ミニワッフルドッグ」、製造はニチレイフーズ)

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原宿」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? 記者(20代)は、なんと言っても「原宿ドッグ」。とくにチーズ味が大好きで、幼いころは毎日のように食べていました。

今年8月にオープンした「原宿Mania」というサイト名から「原宿ドッグ」を連想した記者は、「久々に食べたい!」と思うと同時に「どうして『原宿』なんだろう?」と疑問に。仕事そっちのけで、名前のルーツを探ってみることにしました。

WEBサイトに載ってない...

なぜ「原宿」なのか――。特許庁のデータベースによると、「原宿ドッグ」はニチレイフーズの登録商標。しかし、ニチレイフーズのWEBサイトで、冷凍食品のリストをながめても「原宿ドッグ」の5文字は見あたりません。

念のため「業務用総合カタログ」を読んでみると、「洋デザート」の項目に「原宿ドッグ」の名前を見つけました。チーズとカスタード、ココアバナナの3種で、小さいタイプの「原宿ドッグミニ」や全粒粉を使ったものもあるようです。

しかし、肝心な「原宿ドッグ」の由来はわからないまま。そこで、ニチレイフーズの広報に聞いてみることにしました。

「なんで『原宿ドッグ』っていう名前なんですか......?」

「原宿ドッグ」手に入れる方法は?

広報さんの回答によると、

「発売当時(昭和62年)若者に人気があり、流行最先端の街である原宿のイメージと、手軽に片手で食べられる『ホットドック』のイメージを合わせ命名しました」

とのこと。原宿発祥だから、ということではなさそうです。

「原宿ドッグ」は1987年に業務用、89年に家庭用の冷凍食品として発売。当時は原宿で撮影したテレビCMも流していましたが、現在「原宿ドッグ」の名で売られているのは業務用だけだそうです。「あぁもう、自宅であの味を楽しめないのか」と落ちこんでいると、なんと家庭用の「チーズワッフル」という商品が、基本的に同じものだと教えてくれました。

名前が違うのには理由があります。家庭用「原宿ドッグ」は終売後、2000年に再発売を検討。そのとき、ブームだった「ベルギーワッフル」と生地の表面が似ていたことから、より一般的な名称として「チーズワッフル」とネーミングされました。なお「原宿ドッグ」は基本的に業務用ですが、生協(生活協同組合、コープ)などでは5本パックで売っていることもあるそうです。よーし、買ってくるぞ!

「原宿ドッグ」は、今年で27歳になりました。これだけの時がたっても、いまなお「流行最先端」でありつづける原宿エリアは、やっぱりスゴイなあ――などと考えながら、チーズワッフル片手にコーヒーを飲むのでした。おいしい。