井口理の公式Xより

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「全国ツアーの公演中の撮影を全編許可する」とこのほど発表したロックバンド「King Gnu」のライブが、再び波紋を呼んでいる。

現在開催中のKing Gnuの全国ライブツアーにてメンバーの井口理は、MC中に「ライブ観客の大声歌唱についての是非」について言及し、井口は「隣の人の声がうるさくて聴こえないんだよ、っていう声も聞こえますが」「求めているものがこれなので」「なんか隣の声がうるさいな、と思ったらそれ以上に歌ってください」と語り、事実上の観客の「大声歌唱」を容認する発言をしたのだ。

前述の「撮影全編許可」の影響も冷めやらない中、今回の井口の発言はSNSにて拡散され、「井口さんはああ言うけど、うるさいのでライブ中の歌唱は控えてほしい」「当人たちがOKと言っているのだから何も問題はない」「もうKing Gnuのライブには行きたくない」といった議論がネット上で繰り広げられた。

この議論で改めて注目を浴びたのが、コロナ禍での「ライブコンサートでの発声禁止」であった。2020年以降の新型コロナウイルス流行により、全国的にライブコンサートが無観客配信、または収容人数を限定する措置が行われ、観客のライブ中での発声は原則禁止にされた。2022年以降は規制緩和の影響もあり、徐々に発声も解禁され現在に至っている。

今回の「ライブ中の観客歌唱」について、ネットでは「なんだかんだコロナ禍中のライブが一番落ち着けて参加できた」「コロナ禍前に戻ったということか」「あの頃が懐かしい」といった指摘が目立つ。現在、コロナウイルスによる発声禁止などは制限されていないが、「観客のモラル」という点においては、コロナ禍から学ぶべきことは多かったのかもしれない。