港区のど真ん中なのに知られていない、贅沢な隠れ家ホテル3選
規模の大きいラグジュアリーホテルと異なり、客室数の少ない隠れ家ホテルが港区に複数存在するのをご存知だろうか?
それらは一様にエントランスは目立たないが、客室に入れば意外なほどスタイリッシュな空間なのだ。

麻布の路地に突如現れる、センス抜群のスモールホテル
「Azabu Ten Tokyo」@東麻布
昨年の5月、麻布十番に?大人のためのコンパクトラグジュアリーホテル〞をテーマにした「Azabu Ten Tokyo」がオープンした。
実際に客室に入っても、一般的なホテルと空気感は異なる。
10室のみの客室はそれぞれデザインが異なり、すべてカッシーナ・イクスシーで統一されセンスのいい個人邸宅といった造り。
スタンダードな客室となる「Koku」は約29?で一泊一室¥37,000〜(税込)。
大きな鏡をベッド横に配置するなど、レイアウトに秀でているため面積より広く見える。

2室あるシグネチャールームのひとつ「Hakuro」約46?で一泊一室¥74,000〜(税込)。
天井高3.5mという開放感抜群の空間にリビング、寝室、ロフトを備え、中庭から光が差し込むので昼は爽やか。
セミダブルのベッドをふたつ並べているため寝心地もゆったりとしている。猫足付きのバスタブでの時間も優雅だ。

客室のデザインがすべて異なるのに付随し、バスルームの個性が分かれることにも注目。
いずれも明るくモダン、大きなバスタブ付き。

わずか10室の宿泊客だけのためにあるルーフトップテラスに出れば、東京タワーをすぐ間近に感じられる。夏はここにバーがオープンする。

客室はワンフロアに2〜3室のみなので、ほかの客と顔を合わせることもほぼない。
装飾は多くはないが、床や壁などの材質にこだわり、イタリアに本社を置くカッシーナの日本総代理店であるカッシーナ・イクスシーによる家具を取り揃えているためハイエンド感は満点。
また、各客室は二十四節気から選んだ10のカラーをテーマに成り立っている。
そんなコントラストも楽しいホテルは、外国からの旅人にも人気ゆえ、早めに部屋をおさえるのが賢明だ。
■施設概要
住所:港区東麻布2-26-8
TEL:03-5797-8780
料金:一泊一室¥37,000〜(税込)

外苑前1分なのに、知らなかった!

大通りに建つビル内の隠れ家というギャップに驚く!
「HOTEL ALLAMANDA AOYAMA」@外苑前
外苑前駅から徒歩1分。ビルは青山通りに面していながら、その中にホテルが入っていると知る人は少ない。
というのも、看板も目立たず、レセプションは廊下奥にある専用エレベーターで上った2階にあるからだ。
全客室のうち9室は48〜51?の「モダンスーペリア」で一泊一室¥60,000〜。
間取りは部屋ごとに異なるが、この部屋の場合、ベッドボードのガラスの向こう側がバスタブという造り。
落ち着いた配色で、客室によっては窓から新しい国立競技場を眺められる。

一泊一室¥210,000〜、113?の「スーペリア スイート」は大理石のバスルームにサウナが付いた贅沢な客室。
浴槽に水をはれば、サウナ→水風呂のセットをホテルの客室内で繰り返すことができる。

小規模ホテルでクルマ寄せがあると聞いたらさらに意外だろう。
実は建物の裏側にもエントランスがあり、誰にも会わずにタクシーで乗りつけることもできる。
このクルマ寄せは坂の上に位置し、2階のレセプションへもダイレクトにアクセスできる。

ラウンジ『ポルトフィーノ』からのルームサービスも可能。上質なワインや食事を客室で楽しめる。
また、客室ごとに扉が奥まった場所に位置しているため、部屋に入る瞬間を人に見られることがない。
これもプライベートを配慮しての工夫だ。
元からホテルであったが、2016年に内装を刷新、「ホテル アラマンダ青山」としてオープン。
南国好きならその名に聞き覚えがあるはずだが、沖縄に同名のリゾートホテルをもつユニマットグループが運営している。
そのため計42室の客室でも滞在を楽しむリゾート的ホスピタリティを提供しているのが特徴。
青山のど真ん中でおこもりステイを満喫できるのだ。
■施設概要
住所:港区北青山2-7-13
TEL:0120-913-445
料金:一泊一室¥48,000〜

西麻布のど真ん中に、洒落たホテルがあるなんて!

シチュエーションで選べる自由なデザインの客室が楽しい
「ROPPONGI HOTEL S」@西麻布
西麻布交差点から近い六本木通り沿いの「ROPPONGI HOTEL S」は、その外観はいわゆるホテルと違い、むしろお洒落なオフィスビル。
内観が暗めなので外からは察しづらいが、実はレジデンスも運営する計47室を擁するホテルである。
11の異なるデザインを展開するのが面白く、例えば檜風呂と茶室を備えた日本旅館のような客室や、階段を上った先にバスルームがあるメゾネット式のスイートなど、ユニークなレイアウトの客室が揃う。
寝室とバスルームが一体化した「Patio Room」27?は一泊一室¥28,000〜。

ガラスの仕切りは回転ドアとなり、お風呂とベッドの間を簡単に行き来できる。
独立したバスルームではない分、客室が広く見える効果もあり、天井高も3.5mと高い。

また、他のホテルにないサービスが、時間貸しのスペース「HR salon」(40?)があること。
景観もよい13Fには居心地のよいリビングとキッチンが広がり、例えばシャンパンをもち込んで下のレストランで軽食をオーダーなんて使い方もあり。
子連れの会や仲間内の飲み会、バー代わりの2軒目として重宝されている。1時間¥6,000〜。

館内はライトが落とされ、廊下で人とすれ違っても顔がわからないほどの暗さ。
壁の仕様がユニークで、随所にアートが飾られている。

目立った看板はなく、グレーのビルにグレーの文字でビル名の如く『HOTEL S』と書いてあるのみ。
六本木ヒルズのほど近く、人が行き交う六本木通りにしてホテルだと気づいていない人も多い。
まさに港区のど真ん中の、隠れ家ホテルなのだ。
■施設概要
住所:港区西麻布1-11-6
TEL:03-5771-2469
料金:一泊一室¥18,800〜

