「父は中日の元守護神」大河で躍動する185cm・元ラガーマン俳優の正体。M-1挑戦や双子の兄との共演も話題の“異色すぎる2世”とは
そこで今回は、売り出し中の俳優の中から、実は父親が超有名な元プロ野球選手だった2人をピックアップしたい。
◆父は名将・工藤公康、独自の道を歩む工藤阿須加
まず1人目に紹介するのが、7月から放送がスタートする『GTO』に、宮澤龍之介役で出演する工藤阿須加だ。
変わった経歴を持つ阿須加だが、過去にはNHK大河ドラマ『八重の桜』で注目され、『家売るオンナ』(日本テレビ系)や『教場』シリーズ(フジテレビ系)など数多くのヒット作に出演。2026年秋放送予定のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』にもキャスティングされており、着実に人気を上げている俳優だ。
◆俳優業と農業の“二刀流”で国民的人気へ
また、2021年からは本格的に農業にも取り組み、バラエティ番組『有吉ゼミ』(日本テレビ系)では「工藤阿須加 楽しい農園生活」というコーナー企画を担当。俳優業との“二刀流”で、現在も真摯に農業と向き合っている。父・公康氏と一緒に畑仕事を行うこともあるようで、自身のインスタグラムでは親子で仲良く農業をしている様子を公開することもある。
俳優としては、『GTO』、『ブラッサム』と立て続けに話題作へ出演することで、さらに知名度が上がっていくだろう。大投手だった父親と同じく、国民的な人気を得る日が近いかもしれない。
◆父は中日の元守護神! 元ラガーマンの肉体派・佳久創
そして、もう一人の父が有名な元プロ野球選手だった俳優が、現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で藤堂高虎を演じる佳久創だ。個性的な名字の佳久だが、父親は中日のエースで守護神として大人気だった元プロ野球選手・郭源治氏である。
体格が良い佳久だが、学生時代は野球ではなくラグビーに熱中した。明治大学に在学中は日本選抜メンバーに選出され、社会人2年目までラグビーを続けていた本格派のアスリートだ。
2015年に俳優に転向した直後には、宮治慎吾との漫才コンビ『ピグマリオンコウカ』で『M-1グランプリ2016』に挑戦した(1回戦敗退)という意外すぎる経歴も持つ。その後は特撮ドラマ『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)や『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)、Netflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』など、肉体を活かす作品に多く出演。三谷幸喜大河『鎌倉殿の13人』では武蔵坊弁慶を演じ、ハマり役すぎると大きな話題を集めた。
◆大河ドラマで躍動、双子の兄との共演にも注目
現在演じている高虎も、力の強い巨漢で知られる豊臣秀長の重臣だ。身長185センチという恵まれた体格を活かし、不器用ながら真っ直ぐな性格の高虎を魅力ある演技で表現している。肉体派として高い注目を受けているところで、変わった経歴もふくめブレイクする可能性が高い俳優と言える。
ちなみに、元社会人野球選手の佳久耀は双子の兄であり、過去にはドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)で兄弟共演を果たしたことがある。今後も、双子で作品に出演する機会があるのか注目が集まる。
ここまで、父親が有名な元プロ野球選手の「2世俳優」を2人紹介した。両者ともに、今年ブレイクの予感がする俳優なので、今後の活躍から目が離せなそうだ。
<文/ゆるま小林>
【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆

