左シャドーに伊東はどうか。森保監督の采配が注目される。(C)SOCCER DIGEST

写真拡大

 5月9日、ブライトンの三笘薫がウォルバーハンプト戦で負傷。左足の肉離れとも言われており、軽傷ではない印象だ。少なくともワールドカップへの影響は避けられない事態となった。

 それにしても、日本代表の左シャドーは故障者が相次いでいる。ワールドカップのアジア最終予選で不動のレギュラーだった南野拓実が25年12月に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負うと、鈴木唯人が26年5月3日のヴォルフスブルク戦で右肩鎖骨を骨折。そして三笘の悲報である。呪われた左シャドー──。そう表現しても大袈裟ではない。

 鈴木は「ワールドカップは間に合いそうです」とコメントしているが、それでも6月の大舞台で誰が左シャドーを担うかは気になるところだ。システム変更を訴える見方もあるが、ここまで積み上げてきたベースを崩すのはリスキーである。

 少なくともオランダとのW杯初戦(6月14日)は、3-4-2-1システムでスタートさせるべきだ(試合中に可変するのは問題ない)。その点で推奨したいスタメンが以下の通りである。
 
 GKは鈴木彩艶、3バックは渡辺剛、谷口彰悟、伊藤洋輝、ボランチが佐野海舟と鎌田大地。右ウイングバックは堂安律、左ウイングバックは中村敬斗、右シャドーが久保建英でCFは上田綺世、そして左シャドーの最適解は──。伊東純也とした。

 なぜ左シャドーを、中村敬斗でも前田大然でもなく、伊東にしたのか。理由は2つある。

 ひとつは、かつてスタッド・ドゥ・ランスで中村とともにプレーしていた点にある。連係を考えた場合、この2人を近くに配置したほうがいいと考えた。

 もうひとつは、“右利き”の伊東が左サイドからのカットインでフィニッシュワークに絡めそうな点だ。レフティーの久保を右、伊東を左に抜擢することで、攻撃の矢印をよりゴールへ向けられるのではないか。

 いずれにしても、左シャドーの人選は5月31日のアイスランド戦(壮行試合)でも注目されることは間違いない。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【記事】「大丈夫か?」「やめてくれ」日本の早朝、飛び込んできた“心配な一報”にSNS騒然「代表発表前に」「心配すぎる」