《文春が報じた「旭川女子高生殺害」事件》内田梨瑚は担当刑事と不倫&わいせつ動画も、“舎弟”小西優花からの直筆手紙…週刊文春スクープ記事まとめ【担当記者が解説】〉から続く

 2024年4月19日、北海道旭川市で当時17歳の女子高校生がつり橋から落下し、亡くなった。事件発生からまもなく2年が経過する。殺人、不同意わいせつ致死、監禁の罪で起訴されたのは、内田梨瑚(りこ)被告(23)だ。彼女を「姉貴分」と慕い、共犯となった小西優花受刑者(21)には懲役23年の実刑判決が確定している。

【画像】「誰とでもすぐ…」高校時代に撮影された内田被告の“わいせつ動画”

 犯行当時、被害者が全裸で土下座する姿を動画で撮影し、暴行の様子をビデオ通話で仲間に見せていたという内田被告。凄惨な犯行の背景には何があったのか。逮捕時に被告らの生い立ちや被害者との関係性に迫った「週刊文春」の記事を再構成し、事件の深層に迫る。

 逮捕時19歳だった小西受刑者は匿名で報道されていたが、改正少年法で起訴後の実名報道が可能な「特定少年」に当たり、起訴された2024年8月に地検が氏名などを公表している。(全2回の1回目)


内田梨瑚被告

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 事件の主犯格とされる内田梨瑚被告は、旭川市に生まれ育った。小学校ではバレエスクールに通い、習い事にも熱心だったが、地元の中学に進学すると粗暴な一面を覗かせるようになる。同級生は「内田さんは人をいじめていない期間がなかったんじゃないか」と語る。授業中に携帯を触っていたことを教師に怒られると、告げ口を疑った相手に「おい! チクリ魔!」と罵声を浴びせ、トイレのドアを外から叩くなどのいじめを繰り返した。

 その悪名は保護者の間でも知られていたという。気に入らない同級生をいじめ抜き、自身の傘下に取り込む手口でグループを拡大していった。また、別の知人によれば、気に入らない後輩を無言で3回も自転車で轢き、その子の先輩が自分の先輩だとわかると土下座して謝罪するなど、相手によって態度を豹変させる一面もあった。

 旭川の隣町、美瑛町の公立高校に進学後も、内田被告の素行は変わらなかった。バスケ同好会を設立するも自然消滅。その後は、「タバコや飲酒、睡眠薬の使用をSNSに投稿し、学園祭では教卓でタバコを吸い停学処分を受けていた」(高校の同級生)。次第に同級生から孤立していった内田被告は、放課後になると旭川に戻り、地元の後輩とつるむようになった。

「彼女は“性欲モンスター”」「誰とでもすぐ…」

 内田被告の常軌を逸した行動は、特にその性的な側面において顕著だった。高校の別の同級生は彼女を「“性欲モンスター”なんです」と評する。「自分の性欲を満たすためなら男も女も別に関係ない」といい、学園祭後のお泊まり会では、同級生の女子に「ねえ、ここでしてよ」と囁き、自分の性器を触るよう要求したという。また、棒状の菓子パンを男性器に見立て、わいせつな仕草をしながら大笑いする動画も残されている(動画は「週刊文春 電子版」で公開中)。

 そうした彼女の性格は、逮捕直前までとどまることがなかった。「誰とでもすぐヤる。体の関係だけで男と繋がっているような子です。同級生よりは、むしろ年上の男と関係を持つことが多かった」(内田の知人)。

 高校卒業後は、大手化粧品メーカーの子会社や歓楽街の水商売などの職を転々とした。旭川市内の歓楽街「3・6街」に入り浸り、地元の暴力団との関わりも噂されるように。

 さらに内田被告は、事件の数か月前に、ある男性と関係を深める。それは、信じがたい相手だった。(つづく)

〈〈担当刑事と“衝撃不倫”〉全裸で土下座させ撮影、「不倫関係にありました」と“爆弾証言”も…旭川17歳殺人・内田梨瑚被告(23)が凶行に及ぶまで〉へ続く

(「文春オンライン」編集部)