「もしかして、好きな人が自分に好意を持ってくれてるかも……!」恋愛中、そんな脈ありサインを察知することもあるでしょう。しかしそれが勘違いだったら? ウキウキ気分から一転、地獄に突き落とされるような深い悲しみが襲ってきます。

そこで当記事では、脈ありだと勘違いしてしまいがちな男性の言動を紹介しつつ、脈ありor脈なしを見極めるコツもお伝えします。ぜひあなたの恋愛に役立ててくださいね。

これって脈あり? 勘違いしがちな男性の行動5選

いわゆる「脈あり」と見られがちな言動のなかにこそ、勘違いしやすいものが混じっているものです。あなたの好きな人、こんなことしてませんか?


よく目が合う

脈あり行動の代名詞ともいえる「よく目が合う」。代名詞だからこそ勘違いしやすい行動だったりもします。

たとえばその人自身、よく人の目を見て話すタイプの人だったり、あなたが部下や新人だとして心配だから注意して見ていたり。脈ありであること以外にもさまざまなケースがあります。

いずれにせよよく見られてるということではあるので、少なくとも不快感を持たれてはいないでしょう。しかし、「恋愛的な好意の脈あり」に直結するかといえば、そうとは限りません。


優しい

他人に優しくされると嬉しいし、自分も相手に対して良い感情を持つものです。それが積み重なれば、「◯◯さんって優しくていい人だな」と恋愛感情につながることも珍しくありません。

同時に、「こんなに優しくしてくれるのは、私に好意があるから?」と、脈あり判定をしてしまいがちなのですが……ちょっと待って。

その人、「誰にでも優しい人」ではないですか?

性別を問わず、ナチュラルに優しくて親切な人が世の中には存在します。もし気になる相手がそのタイプなら、優しくしてくれているからといって即脈ありだと判断するのは早計です。

「期待したのに勘違いだった……」なんて悲しい思いをしないためにも、しっかりと見極めていきましょう。


頻繁にLINEが来る

一般的に男性は、メールやLINE(ライン)などを「連絡のためのツール」として使用しがちです。コミュニケーションのツールとしても活用する女性とは違う、とよく言われますよね。

そのため、毎日に近い頻度で連絡が来ると「この人、脈ありなのかも……!」と浮かれてしまうのも当然かもしれません。

しかし、これが勘違いのもとです。

女性であっても「LINEのやり取りは苦手だから会って話したい」と考える人は一定数います。それと同じように、男性でもLINEをコミュニケーションツールととらえ、なにげないやり取りが苦にならないマメな人はいます。

それ以外にも、単に暇つぶしの相手にされているケースも……。

「男性はLINEが苦手なはずだから、LINEがたくさん来るのは脈あり!」と言われますが、そうとは限らない、ということも覚えておきましょう。


服装や容姿を褒めてくれる

「◯◯さん、髪切った? 似合ってるね!」「そのバッグ、センスいいね」などなど、異性から褒めてもらえると嬉しい気持ちになりますよね。それが気になる相手であればなおさらです。

日本人男性は女性を褒めるのが得意でない人が多いため、褒めてくれる人は貴重で目立ちます。それを「脈あり」と感じることもあるでしょう。

けれどその男性、誰にでもポンポン褒め言葉を発していませんか? 女性を見ればまるで呼吸するように褒める男性って実際にいるんです。

そういうタイプの男性だと、当然ながら脈ありだとは言い切れないですよね。


ボディタッチが多い

「じゃあ行こうか」とさりげなく肩を叩く、お疲れ様と言いながらの頭ぽんぽん、はたまた付き合ってないのに手をつながれた……!?

これまでの関係から一歩、いや二、三歩は進んだのでは? と思えるほどのパワーを持つのがボディタッチです。好きな人に触れられると単純にドキドキしますしね。

女性も、気になる男性との距離を縮めるためのテクニックにボディタッチを使う人はいますよね。それは男性も同じなので、脈あり行動の一つではあります。

その一方で、「仲良しの友達」だと思われているケースや「あわよくば体の関係に持ち込みたい」と思われているケースなども存在するため、楽観視はできないのが実情です。


脈ありか脈なしかを見極めるコツ

脈ありと勘違いしがちな言動を5つ挙げました。これらの特徴はそのまま「脈あり」の場合もありますし、「勘違い」の場合もある……という、いわばケースバイケース。

ではどちらかを見極めるには、どうしたらいいでしょうか?


周囲に彼の人柄を聞いてみる

自分に向けられた言動と、周囲の人に向けられた言動を比較し、客観的な視点で見極める方法です。

これによって「誰にでも優しい」「女性のことはとにかく褒める」などの彼自身の特徴が見えてきます。

逆に、「他の誰にもしていないのに自分にだけ」という言動が多い場合は、脈ありの期待度はぐっと高まるでしょう。


引いてみる

LINEのラリーを止めても、また相手から連絡が来るか。自分から声をかけなくても食事の誘いが来るかなど、相手が積極的に自分に対してアクションを起こすかどうかもひとつの見極めポイントになります。

例えばLINEの場合、「すぐに返事が来るから暇つぶしに最適」と思われている場合、返信の速度を遅くするとそのメリットが得られなくなるため、それ以上LINEが送られてこなくなります。

しかし脈ありでLINEを送っている場合は、彼はなんとしてもあなたと連絡を取り仲良くなりたいので、めげずに連絡をくれるでしょう。


まとめ

脈ありか、脈なしか。これはそう簡単に判断できるものではなく、恋愛初期段階における難問のひとつと言えます。

まずは自分のひとりよがりにならないよう、客観的な視点で相手の言動を観察することが大切ですよ。