人気No.1は「こんなにおいしいの?」と誰もが驚くショートケーキ!!

写真拡大 (全17枚)

2021年12月にオープンした「パティスリーショコラトリー レシィ」。名だたる人気パティスリーで修行を積んだパティシエ・寺粼貴視さんが独立してオープンした同店。噂を聞きつけたスイーツ好きや、地元住民も続々と訪れ早くも評判となっている。

人気店で腕を磨いたパティシエが紡ぐ、新たな “物語”

白壁に小さなロゴプレートをさりげなく掲げたミニマルモダンな佇まい

井の頭線・東松原駅から徒歩約3分。小さな商店が軒を連ねるのどかな商店街の一角に、昨年12月にオープンした洋菓子店「パティスリーショコラトリー レシィ」。こちらは、行列店として知られる吉祥寺「アテスウェイ」や遠方からもファンが集まる白金高輪「ル・コフレ・ドゥ・クーフゥ・白金店」、「食べログ スイーツ TOKYO 百名店」の三軒茶屋「パティスリー プレジール」など、名だたる人気パティスリーで修行を積んだ気鋭のパティシエ、寺粼貴視さんが独立してオープンした店。噂を聞きつけたスイーツ好きだけでなく、高感度な地元住民も続々と訪れ、早くも評判となっている。

ロゴマークは七つの円(縁、球)の連なりで、人と人との繋がりを表現。一部繋がっていない円には、これから縁を繋いでいく、まだ成長していくというストーリーが込められている

店名の「Recit(レシィ)」とは、フランス語で「物語」という意味。オーナーパティシエの寺粼さんが学生時代に小説家を志していたことや、現在のスイーツ作りの信条に由来している。

オーナーパティシエの寺粼貴視さん

「食材を作っている生産者、それを受け取り加工する私たち、お店にいらっしゃるお客様、それぞれの人生やそこに至るプロセスなどを物語に見立てて、味やデザインに落とし込む。そんな一つ一つストーリー性のあるスイーツを作り、お届けする店でありたいと思っています」と寺粼さん。

白を基調とした店内はさながらスイーツの美術館

白を基調とした無機質な空間に、グリーンが持つ生命の力強さを融合

店内は白を基調に、天井まで届くほどの大ぶりなグリーンを中央に据えた、洗練された空間。過剰な装飾がない分、什器やショーケースに並ぶスイーツがアート作品のように美しく際立ち、美術館のような雰囲気も感じられる。無機物の中に、有機物=グリーンを融合させた空間演出は、寺粼さんが趣味で撮影している廃墟がイメージソースになっているそう。

“物語”を象徴するアンティーク洋書のディスプレイ。よく見ると「不思議の国のアリス」や「ピーターパン」など、お馴染みのタイトル

店内奥に進むと目に留まるのが、古い洋書のディスプレイ。こちらは寺粼さんのコレクションで、なんと100年以上前のアンティークだそう。インテリアにも随所に寺粼さんのこだわりやセンスが感じられ、自ずとスイーツへの期待も高まる。

生菓子は素材にこだわり、味の調和とバランスを追求

気になるスイーツは、ショートケーキやプリンなどの生菓子が10〜15種、ショコラ11種、フィナンシェやガレットなどの焼き菓子9種類を展開。今後さらにラインアップは増える予定だが、まずは代表的な商品をピックアップしてご紹介。

季節のフルーツをのせたショートケーキ「フレイズ」

濃厚な味ときれいな色味が特徴のこだわり卵「日光金乃卵」を使用し、きめ細かく焼き上げたスポンジに、コクがありつつもキレのいい九州産の生クリームを合わせたショートケーキ。

フルーツはいちごに限定せず、その時期に最もおいしいフルーツを使用。ショートケーキ「フレイズ」600円

口の中でほどけていくような食感と後味の軽やかさに「ショートケーキってこんなにおいしかったっけ?」と、ハッとさせられる一品。人気ナンバー1というのも納得の味わいだ。

チョコとフランボワーズのケーキ「ノヴレス」

「ノヴレス」750円

口溶けのいいチョコレート生地とフランボワーズのコンフィチュール、カカオ64%チョコレートと38%ミルクチョコレートをブレンドし、キャラメル風味をつけたフランボワーズガナッシュを9層に重ねたチョコレートとフランボワーズのガトー。チョコのほろ苦さと甘さ、フランボワーズの酸味、さらにガナッシュの滑らかさと生地のしっとり感が織りなす奥深い味わいにうっとり。

賞味期限は1時間!「モンブラン エフェメール」

「モンブラン エフェメール」800円

愛媛県産和栗の最高グレード「秀」のみを使用してペーストにした和栗のクリームと、特殊な製法で作られた乳脂肪分41%の北海道産生クリームに、徳島県産和三盆を合わせてメレンゲの上に重ねたプレミアムなモンブラン。メレンゲのコーティングなどの余分な工程を加えず、和栗クリームの豊かな風味をフレッシュな状態で楽しんでもらいたいとの思いから、オーダー後に作るスタイルに。賞味期限1時間以内(!)という、繊細かつ贅沢な逸品。

和洋のフルーツと組み合わせた華やかショコラも必見

「ボンボンショコラ」1個350円 ※バレンタイン期間中はセット販売のみ

ビーントゥバーの修行経験もあるだけに、ショコラも本格派。美しいツヤとシックな色使いが目をひく「ボンボンショコラ」は、現在10種類を展開。国産白桃のジュレとジャスミンの香りを煮出したガナッシュを組み合わせた「白桃ジャスミン」など、すべてフルーツジュレとガナッシュの2層仕立てとなっており、多彩な味わいを楽しめる。中でも寺粼さんのイチオシは「日向夏と紫蘇」や「パイナップルとディル」など、フルーツと香草を組み合わせたフレーバー。

「ボンボンショコラシス」(6個セット)2,550円。BOXセットは他に4個、8個、10個入りがありフレーバーは自由に選べる

シルバーをベースに、箔押しのロゴをあしらったギフトボックスも、寺粼さんが自らデザイン。ボックスに並べると、ショコラにあしらわれたキラキラの銀粉が一層映えて、まさにジュエリーのような美しさ。大切な人への特別なギフトにもぴったりだ。バレンタイン期間は争奪戦が予想されるので早めのチェックがおすすめ。

手土産に最適な焼き菓子も充実

64%ショコラを使用したチョコレートクッキー「ディアマンショコラ」800円

焼き菓子も、塩の聖地とも呼ばれる宮城県塩竈市の藻塩を使用した甘塩っぱい薄焼きガレットや、フランス産小麦を使用し、口の中でホロッと崩れる食感に仕上げたクッキーなど、こだわりの品が揃う。

フランボワーズのピューレとクランベリーの果肉を焼き込んだケーク「ケークオフランボワーズ」350円

手土産やおうち時間のお供に、お気に入りを探してみては。

調整と進化はこれからも。物語は始まったばかり

オープン2ヶ月にしてリピーターや固定ファンが着々と増え、すでに製造が追いつかないほど賑わっている同店だが「商品は店に出して完成ではない」と寺粼さん。
「新たなラインアップを増やしていくのはもちろん、今販売している商品も、お客様のリアクションや時代の流れを見ながらその都度調整を続けていくつもりです。これからも色々挑戦していきたいですね」

進化を続けながら綴られていくストーリーに、ぜひ注目していきたい。

※価格はすべて税込


<店舗情報>
◆Patisserie Chocolaterie Recit
住所 : 東京都世田谷区松原5-26-15 松原パレス 1F
TEL : 03-4362-9185

ライター

當間優子

印刷関連会社勤務を経て、フリーランスのライターに。女性誌のビューティ(スキンケア、メイク、エクササイズ、インナーケア)企画のほか、食、ファッション、人物インタビュー、販促媒体まで幅広い企画の記事を執筆。

※本記事は取材日(2022年1月14日)時点の情報をもとに作成しています。
※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:當間優子、食べログマガジン編集部 撮影:ジェイムス・オザワ

The post 人気No.1は「こんなにおいしいの?」と誰もが驚くショートケーキ!! first appeared on 食べログマガジン.