阪神のジャスティン・ボーア【写真:荒川祐史】

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9回に左腕の岡田から右翼スタンドへの弾丸ライナー弾を放ったボーア

■中日 6-3 阪神(1日・ナゴヤドーム)

 阪神のジャスティン・ボーア内野手が、28打席目に来日初本塁打を放った。1日、敵地ナゴヤドームでの中日戦。9回に苦手とされていた左投手の岡田俊哉投手から右翼スタンドに弾丸ライナーで飛び込む1号ソロを放った。

 ついにその時がやってきた。「5番・一塁」でスタメン出場したボーアは9回先頭でこの日の第4打席に。その初球、左腕の岡田が投じた118キロのスライダーを捉えた。低い弾道で飛び出した打球だったが、そのまま弾丸ライナーで右翼スタンドへと突き刺さる衝撃の来日初本塁打となった。

 来日してからオープン戦、練習試合も通じて1本も安打を打っていなかった左腕からの来日初本塁打にファンも驚愕。この一撃を紹介した「DAZN(ダゾーン)」公式ツイッターには「なんでそれが入るんだ?」「バースの再来」「泣ける」「あの弾道でナゴドで入るんかい」「どう見てもライト前の角度w」「今日はこれだけでポジれる」「エグい」「左から打ったから実質勝ち」と喜ぶコメントが並んだ。

 チームは敗れて3連敗となり、苦しい状況が続く。その中で飛び出したボーアの一発は、敗戦の中で数少ない光明となったはずだ。(Full-Count編集部)