レンズ交換型カメラが息切れし始めた。昨年夏以降前年割れ基調になっている。販売金額で市場の6割以上を占めるレンズ交換型。単価が高く収益への貢献度も大きい。カメラメーカー各社もそろって注力している。特にコロナ禍終息以降、市場回復の原動力として機能してきた。しかし、コロナ明け後の反動需要がほぼ一巡。折からのインフレに伴う単価上昇が購買意欲の減退を招いているのも一因だ。一方、今伸びているのはコンパクト