「ベンさん」の愛称で親しまれ…39年ぶり鹿児島に

マレーシア出身の男性。39年前、鹿児島市で救急隊の研修を受け、「ベンさん」の愛称で呼ばれていました。当時、お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝えようと、鹿児島を訪れています。

マレーシア出身のベネディクト・アントニーさん(70)。鹿児島市で14日、ある人を待っていました。

(ベネディクト・アントニーさん)「鶴留さん、また会えてうれしいよ。元気だった?」

(鶴留靖典さん)「私は元気」

「とても幸せな思い出だった」

鹿児島市消防局OBの鶴留靖典さん(84)です。

アントニーさんは1987年、県の事業でマレーシアから鹿児島に派遣され、鶴留さんのもとで救急隊の仕事を学びました。「ベンさん」の愛称で親しまれ、50人の友達ができたといいます。

(鹿児島市消防局OB 鶴留靖典さん・84)「朝風呂、温泉にも行ったりして鹿児島を楽しんでもらった。家に泊まったときは近所のおばちゃんたちも集めてにぎやかだった。カレーもつくってくれた」

(ベネディクト・アントニーさん)「とても幸せな思い出だった」

「鹿児島の人たちに感謝を伝えたい」

9か月の研修後、マレーシアに帰り、2年間、救急医療の仕事に携わりました。その後、結婚を機にオーストラリアへ移住。

障害者を支援する仕事に就き2年前に退職しました。

「鹿児島の人たちに感謝を伝えたい」と、妻のジョアンさんを連れて39年ぶりに鹿児島を訪れています。

(マレーシア出身 ベネディクト・アントニーさん・70)「じゃっど。「そうだよ」という意味。鶴留さんが教えてくれた言葉は忘れない」

当時の仲間が今月19日に交流会を開いてくれることになりましたが、連絡がとれたのは8人です。

(マレーシア出身 ベネディクト・アントニーさん・70)「鹿児島の人々の親切さに感謝している。妻も私も鹿児島に来られてとてもうれしい。19日の交流会に来てください」

交流会は鹿児島市下伊敷1丁目の県青年会館艸舎で19日正午から開かれます。

問い合わせは(電話)099-218-1225へお願いします。