AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)は14日、西地区ラウンド16を行い、アルイテハド(サウジアラビア)がアルワフダ(UAE)を延長戦の末に1-0で破った。17日の準々決勝ではFC町田ゼルビアと対戦。120分+10分間にわたる死闘を経て、中2日で東地区首位の町田に挑む。

 ホームタウンのジッダでACLEラウンド16を迎えたアルイテハドだったが、ボール保持率こそ60%を上回りながらも攻めあぐねる展開となった。前後半90分間ではFWステーフェン・ベルフワインやFWムサ・ディアビといった元プレミアリーグ所属ウインガーを擁しながらも得点を奪えず、0-0のまま延長戦を迎えた。

 延長戦でも0-0のまま時間が進んだが、決着がついたのは延長後半アディショナルタイム。後半15+3分、ペナルティエリア内でシュートを打ったFWアブドゥルラフマン・アロブドがDFバデル・アベラジズに蹴られて倒れ込むと、VARが介入した結果、アルイテハドにPKが与えられた。これを同15+10分、元リバプールのMFファビーニョが決めて決勝点。なんとか勝ち切った。

 準々決勝からファイナルステージに臨む日本勢は13日にサウジアラビア入りしており、時差や気候の適応を迫られる形。もっとも神戸と戦うアルサッドも含め、対戦相手はラウンド16で120分間の死闘を戦った後に中2日で準々決勝を迎える形となり、コンディション面で優位に立てる可能性もありそうだ。

 なお、西地区ラウンド16のもう1試合ではリーグステージ6位のシャバブ・アルアハリ(UAE)が同3位のトラクター(イラン)を3-0で撃破。13日には同1位のアルヒラル(サウジアラビア)が同8位のアルサッド(カタール)に敗れており、西地区のラウンド16は波乱が相次ぐ形となった。