「犯人はあいつか…」WBC中に侍ジャパンで「機密情報漏洩」の疑い…井端弘和監督は「人間不信」に

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「どうも信じられない」

WBCで史上初の準々決勝敗退を喫した侍ジャパンを約3年半率いた井端弘和監督(50)が、「結果がすべてですから」と今大会限りで退任する意向を示した。

「現役生活で中日、巨人と渡り歩いた後、井端さんは『自分には引き出しが少なすぎる』と考えて社会人、果ては中学生の野球チームの指導者にもなって指導者としての経験を積んでいった。

NHKのEテレ『おとうさんといっしょ』に野球解説者としではなく“ひろかずとうさん”として出演したのも、『現役時代は子供のことを妻に任せきりだった』という反省の表れでした。とにかく常に変化を求める勤勉家です。トップチームの監督に抜擢されたのも、こうした人柄を評価されたからでした」(NPB関係者)

だが、トップ監督は生易しいものではなかった。

「選手を貸してくれるNPB、MLB球団に加えて各選手の代理人の意向も細かく聞かなければいけない。『これじゃ監督じゃなく調整役だな……』と苦笑いでしたよ」(同前)

井端の悩みのタネは、球団や選手への目配りだけではなかった。信じがたいことに、侍ジャパンのメンバー選考や選手起用といった機密情報が漏洩していたというのだ。

「井端さんが情報漏洩に気づいたのは、懇意にしているテレビ関係者との会食でのこと。どの選手を呼んで誰を落選させるのか、投手起用や打順をどう組むのかといった構想について、部外者であるはずの局員たちがなぜか把握していたというんです。

それに不信感を抱いた指揮官が探りを入れたところ、どうやら以前より交流があった侍ジャパン関係者のX氏が、井端さんの監督就任以降、チームの情報をメディアに話していたようです。

X氏は井端さんから相談を受けることもある立場の人物で、人がいいので記者やディレクターに“取材”を受けると必要以上に話してしまうんだそうで…。X氏からすれば日常会話でも、情報が命の国際大会において、選考や起用法といった話題は機密情報になりますからね」(別のNPB関係者)

X氏は侍ジャパンに帯同する立場であるため、大会期間中も言葉を交わす場面はあったようだが、井端が“警戒モード”を解くことはなかった。

「メディア関係者との親睦の場で、井端さんは『犯人はあいつかな…。Xをどうも信じられない』と嘆いた後に、『彼、本当はどんな人?』と“逆取材”することさえありました」(キー局関係者)

X氏はプロ、アマ球界問わず幅広い人脈を構築しており、今後も侍ジャパンに関わることが予想されるが…。

「井端ジャパンの敗因を知る重要人物ですから、すでにメディア関係者はX氏に取材攻勢を仕掛けている。一方で井端さんは今でもずっとX氏の言動をマークしています。世界と戦っている最中に、身内に対して人間不信になってしまう状況にあったのは、気の毒としか言えません」(同前)

今回の侍ジャパンは、情報管理の面でもライバル国に負けていたのかもしれない。