もっと堂々と!


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この輝いた舞台は私が主人公。そう、あの子が来るまでは…!!

華やかに見えるデパートの化粧品売り場。そこでは今日も、美とプライドをかけた静かな戦いが繰り広げられています。

争いの中心は、売上至上主義の「カウンターのお嬢」こと中堅美容部員(ビューティーアドバイザー/BA)・桜城まち子。彼女はその押しの強さから、お客さんの横取りや売上の操作など好き放題やっていながらもしっかりと売上を伸ばしていたことで、お咎めなしの毎日を送っていました。

そんなある日、時期外れのタイミングでメイク知識ゼロの新人がやってくることに。まち子が教育係として任命されますが、果たして…?

愛され悪女のデパコス職場コメディをお送りします。

※本記事はユキミ著の書籍『デパコスカウンターは今日も修羅場です 〜BA下剋上物語〜』から一部抜粋・編集しました。

■押し売りのお嬢

5日目 開店前――


覚えらんない?


アナログすぎ


…遅っ!!


ゆっくりで大丈夫よ


なんか品がいいのよね


すごい…!!


素晴らしいです…!!


いくら物が凄くったって


ぜーんぜんダメ!!


お客さまぁ〜!!


が…がんばります…


私の短所って…


そんなことしなくても売れるわよ!!


今のは大切な視点よ


ついお節介しちゃった


著=ユキミ/『デパコスカウンターは今日も修羅場です 〜BA下剋上物語〜』