座っているだけなのに“痩せる”が叶う【理想的な座り姿勢】の作り方

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「最近痩せにくくなってきた」と感じている方は少なくないと思いますが、そんな方にまず見直してほしいのが床や椅子に座る時の“姿勢”。実は座る時の“姿勢”が変わるだけで、座っているだけなのに“痩せる”ことも可能なのです。そこで体に覚えさせておきたいのが、ピラティスの基本姿勢となる【ニュートラル・ポジション】になります。

▶︎《合わせてチェック》立っている時の「ニュートラル・ポジション」の作り方

 

|「ニュートラル・ポジション」とは?

ピラティスの基本姿勢となる「ニュートラル・ポジション」のポイントは「骨盤を立てること」になります。骨盤が本来あるべき位置に収めることで、ウエストにくびれができやすくなったり、ぽっこりお腹の解消につながっていったり、贅肉が少なくなっていったり、新陳代謝がUPしていったり、むくみや冷えが改善されていったりなど、嬉しい効果を得られるのです。

 

|椅子に座る時の「ニュートラル・ポジション」の作り方

(1)椅子に腰掛けて背中を曲げる



 

(2)座骨をまっすぐに立てる



 

(3)仙骨をまっすぐにする



 

(4)みぞおちをまっすぐにして出来上がり



▲体のすべてが引っ張り合うような感覚になるのが理想です

 

椅子に座る時に「体の上からまっすぐに引っ張られているような感覚を持つこと」がポイント。すると自然にお腹が薄くなり、骨盤が正常な位置に戻っていくので自然にスタイルアップやダイエットにつながっていきます。なお、腰が反ってしまうと骨盤が後傾してしまうので注意。特に(1)の姿勢から背中を思い切り伸ばすと腰が反ってしまいやすいので、きちんと「(2)、(3)の過程で少しずつ背中を伸ばしていく」のがコツです。

普段の座り姿勢が変わるだけで、特に1日中座りっぱなしという方は「身体が変わっていく!」と実感できるはず。家でも、オフィスでも、電車の座席に座っている時でも、とにかくこの姿勢でいることを心がけて“痩せる”を叶えてくださいね。<ピラティス監修:KEI(インストラクター歴3年)>