本人のためにも……(C)日刊ゲンダイ

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「本人のためにも、チームのためにもなりませんよ」

清宮&輝星采配で炎上 栗山監督の求心力低下が止まらない

 こう話すのは、評論家の山崎裕之氏。日本ハムの清宮幸太郎(20)が4番に座っていることについて警鐘を鳴らすのだ。

 今月13日、4番打者の中田が右手痛で登録抹消されると、栗山監督から代役に任命された。同日のロッテ戦から4番の重責を担う清宮だが、しかし、そもそも今季は打率1割台に低迷していた。4番だからといって急に打てるようになるわけもなく、もっか打率.184だ。

 山崎氏が言う。

「若くても成績を残せるなら4番でもいいでしょう。たとえば清原は西武の新人時代、4番で3割30本を打った。清宮も素質はある打者ですが、現段階ではまだ『経験を積めば、いい打者になれる』程度。長打力はあっても、そもそも打てないのでは話にならない。4番打者は相手投手に『こいつに投げるのは怖い』と思わせなければいけない。中田の代わりの4番は近藤ではダメなのか、理解に苦しみます」

 栗山監督は清宮の4番抜擢について、「なんとなく入れたつもりはない。勝たせてくれると思って入れた」と話していた。

■指揮官に不信感

 にもかかわらず、「ここぞ」のチャンスで代打を送られたことはここまでに2回。14日は4点ビハインドの2死満塁、一発出れば同点の場面で代打に横尾を送られた。18日は同点の延長十回無死二塁というサヨナラ機に、代打・谷内を送って、送りバントをさせようとした(結果は死球)。いずれも相手は左腕の場面だったとはいえ、栗山監督は「勝つため」と言いつつ、まるで清宮を信頼していない。

「チャンスで代打を送らなきゃいけない打者を4番に据えてはいけませんよ。日ハムの選手は口にこそしなくても、『なんで清宮が4番なんだ?』と栗山監督に不信感を抱いているはず。清宮自身も今の成績では4番は負担が大きいだけだし、疑問を抱かせるような選手起用はチームの雰囲気をおかしくしかねない」(前出の山崎氏)

 中田が復帰するまでの緊急措置とはいえ、「清宮4番」の代償は大きい。