世界的タップダンサーのHideboH “記念日”公演で男泣き「やれる限りは頑張っていきたい」
世界的タップダンサーのHideboH(58)が4日、東京・丸の内のコットンクラブでタップダンス公演「ONE STEP TO TAP」を開催した。
北野武監督の映画「座頭市」のタップシーンの振り付け・出演を務めるなど、タップダンスを日本に広めてきた第一人者として知られるHideboH。6月4日はタップダンスを始めた記念日で「52年前の6月4日、1人のかわいい男の子がタップダンスを始めました」とちゃめっ気たっぷりにあいさつ。「時を経て、この6月4日を皆さまとご一緒できますことを、心からうれしく思います」と一礼し喝采を浴びた。
公演には、俳優の松田悟志(47)、昭和を代表する国民的アイドルデュオ「ピンク・レディー」の未唯mie(68)がゲスト出演。松田は沢田研二の「TOKIO」を歌いながら登場し、HideboHが10代だった1970年代の思い出の物語を2人で朗読。タップあり、モノマネありの朗読劇で、会場は終始笑いと拍手に包まれた。
続いて登場した未唯mieとは初共演となるHideboH。少年時代にファンクラブに入るほどピンク・レディーの大ファンだったといい「まさかいらしていただけるなんて。本当に光栄でございます」と感激の表情。未唯mieは「初めてではあるんですけど、お目にかかった時から、なぜか昔からの知り合いだったような気持ちになった」とHideboHの印象を明かした。「ずいぶん年下ですが、包容力というか、温かい感じがお父さんみたい」と独特の表現で会場の笑いを誘った。
その後は、「カルメン’77」をスパニッシュ調にアレンジした特別バージョンをHideboHのタップダンスに乗せて熱唱。さらに「ペッパー警部」「S・O・S」「ウォンテッド(指名手配)」「渚のシンドバッド」「UFO」の超豪華メドレーを披露し会場を湧かせた。舞台裏から見守っていた松田は「これほど袖で顔を突っ込んで聴いていたのは初めて。非常口に顔が挟まった状態で見ていましたよ」と興奮気味だった。
最後のあいさつでHideboHは「タップダンスはいくつまで踊れるか…」と切り出すと声を詰まらせ涙。「“もう踊れないかな”なんて思うときもあるんですけど…やれる限りは頑張っていきたい」と声を振り絞り、この日一番の拍手と歓声を浴びた。
