W杯まで国際親善試合なしの異例も…堂安律「体はできている。体を慣らして調整する表現に近い」
事前キャンプ地に乗り込み、北中米ワールドカップ本番を見据えた準備が始まった。日本代表は現地時間3日からメキシコ・モンテレイで事前キャンプ初日を迎えた。MF堂安律(フランクフルト)は「少しずつ緊張感と、心身ともに上げていくことが必要」と語った。
14日のグループリーグ初戦・オランダ戦までのテーマとして、堂安は「コンディションが一番大きい」と説く。欧州組はシーズンを終えた後に帰国し、国内で代表活動をスタートさせており、「こっちに来て二重時差ボケみたいにちょっとなっちゃってる」と状態を明かした。
「日本のときもあんまり完治しないままだったので少しきついけど、早めにそこのコンディションを整えるという意味では、やっぱり早めに入ったのは大きいと思うので、アメリカに行くときまでには完璧に治したい」(堂安)
時間をかけてコンディションを整えていく一方、日本代表は他国との親善試合を行わず。異例の対応でコンディション調整に注力する。
過去のW杯では、本大会直前に複数の国際親善試合を組むのが通例だった。2022年カタール大会ではカナダ、18年ロシア大会ではガーナ、スイス、パラグアイ、14年ブラジル大会ではキプロス、コスタリカ、ザンビアと対戦。本番前に実戦を重ねながら状態を高めてきた歴史がある。そのなかで今回は、5月31日のアイスランド戦を最後に対外試合を組まず、U-19日本代表とのトレーニングマッチなどを通じて最終調整を進める予定となっており、異例の準備期間になる。
実戦感覚とコンディションを天秤にかけた結果の森保一監督の選択。堂安は「体はできている。体を作るというよりは、体を慣らしていって調整していく表現のほうが近い」と理解していた。
DF長友佑都(FC東京)も「ある程度、戦術的な部分もかなり積み上げていきている」と堂安と同意見を述べる。
「逆に相手にあまり今の状況を見せないことはプラスに働く。もうわかっているので、しっかり準備をして、あとはもうコンディション次第。ここに来ていきなり技術が上がるわけでもないし、能力が上がるわけじゃない。あとはもうコンディションを最高の状態に持っていくと。特にヨーロッパ組は1年間やってきているので、その疲れを残さずにフレッシュな状態で初戦にぶつけていくという意味で、僕は非常にいいと思う」(長友)
堂安個人でいうと、4月はフランクフルトで出場機会に恵まれず。だが、リーグ戦の最終盤2試合は先発に出場した。「そういう意味では自分のコンディションは逆にちょうど上がっている状況。(31日の)アイスランド戦も45分でしっかりとチームで確認できたので。僕個人的にはいいかなと」。尻上がりにコンディションを上げた状態で、代表に合流することができた。
「あとは本当にディティールのところと、頭のところだと思う。メンタリティー的なところで、本当に隙を見せずにどれだけ試合を戦えるか。みんなが強い覚悟を持って大会に挑めたら」
いま、堂安は試合に飢えている。「その気持ちを抑えながら上げていくより、僕と長友(佑都)さんは抑えるほうが近い」。逸る気持ちを整えながら、2度目の大舞台に牙を研ぐ。
(取材・文 石川祐介)
14日のグループリーグ初戦・オランダ戦までのテーマとして、堂安は「コンディションが一番大きい」と説く。欧州組はシーズンを終えた後に帰国し、国内で代表活動をスタートさせており、「こっちに来て二重時差ボケみたいにちょっとなっちゃってる」と状態を明かした。
時間をかけてコンディションを整えていく一方、日本代表は他国との親善試合を行わず。異例の対応でコンディション調整に注力する。
過去のW杯では、本大会直前に複数の国際親善試合を組むのが通例だった。2022年カタール大会ではカナダ、18年ロシア大会ではガーナ、スイス、パラグアイ、14年ブラジル大会ではキプロス、コスタリカ、ザンビアと対戦。本番前に実戦を重ねながら状態を高めてきた歴史がある。そのなかで今回は、5月31日のアイスランド戦を最後に対外試合を組まず、U-19日本代表とのトレーニングマッチなどを通じて最終調整を進める予定となっており、異例の準備期間になる。
実戦感覚とコンディションを天秤にかけた結果の森保一監督の選択。堂安は「体はできている。体を作るというよりは、体を慣らしていって調整していく表現のほうが近い」と理解していた。
DF長友佑都(FC東京)も「ある程度、戦術的な部分もかなり積み上げていきている」と堂安と同意見を述べる。
「逆に相手にあまり今の状況を見せないことはプラスに働く。もうわかっているので、しっかり準備をして、あとはもうコンディション次第。ここに来ていきなり技術が上がるわけでもないし、能力が上がるわけじゃない。あとはもうコンディションを最高の状態に持っていくと。特にヨーロッパ組は1年間やってきているので、その疲れを残さずにフレッシュな状態で初戦にぶつけていくという意味で、僕は非常にいいと思う」(長友)
堂安個人でいうと、4月はフランクフルトで出場機会に恵まれず。だが、リーグ戦の最終盤2試合は先発に出場した。「そういう意味では自分のコンディションは逆にちょうど上がっている状況。(31日の)アイスランド戦も45分でしっかりとチームで確認できたので。僕個人的にはいいかなと」。尻上がりにコンディションを上げた状態で、代表に合流することができた。
「あとは本当にディティールのところと、頭のところだと思う。メンタリティー的なところで、本当に隙を見せずにどれだけ試合を戦えるか。みんなが強い覚悟を持って大会に挑めたら」
いま、堂安は試合に飢えている。「その気持ちを抑えながら上げていくより、僕と長友(佑都)さんは抑えるほうが近い」。逸る気持ちを整えながら、2度目の大舞台に牙を研ぐ。
(取材・文 石川祐介)
