3回、7号ソロを放ち両手を広げながらダイヤモンドを一周する大谷(ロサンゼルス・ドジャース提供)

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 「ドジャース2−6ジャイアンツ」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平投手が53打席ぶりの7号アーチを放ったゲーム。一塁を回ったところで珍しく天をあおぐようなポーズを見せたが、試合後の会見でロバーツ監督は「安堵、笑顔、笑っていた」と評した。

 ドジャース移籍後、最も苦しかったと言っても過言ではないスランプ。そこから解き離れた心境が、一塁を回った大谷からにじみ出た。天を仰ぎながら安堵の表情を浮かべ、三塁ベースの手前でも再び同様のポーズを見せた。メディアの目に見えるところでは、異例の屋外フリー打撃を行うなどスランプ脱出への努力を続けていた。

 そんな姿を見た山本由伸投手は「みんな静かに見守っていたんですけど。みんなが待っていたと思う」と明かした。直後のベンチでは仲間たちから祝福され、大谷本人もおどけた様子を見せていた。打線の調子が上がらない中、ロバーツ監督は「彼一人の責任ではない」と前置きした上で「チーム最高の選手が本来のパフォーマンスを発揮するとベンチにエネルギーが生まれる」と語る。

 13日のジャイアンツ戦は投手専念での出場となる。さらに13連戦中ということもあり、14日の同戦もスタメンから外れることが決まっている。その中でベッツ、フリーマン、タッカーら打線の核となる選手たちがどれだけ結果を残せるかがポイントになりそうだ。