念入りに調べる捜査員

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 元埼玉県警捜査一課刑事の佐々木成三氏が、15日放送の「DayDay.」(日本テレビ系)に出演。京都・南丹市の山林で同市立園部小学校6年の安達結希さん(11)の遺体が発見された事件について語った。

 14日の司法解剖の結果、死亡した時期は3月下旬ごろで、死因は特定に至らなかったことなどを踏まえ、佐々木氏は「ご遺体の損傷状況がかなり激しいというのは推測できる」という。

 続けて「死因の不詳は実はよくあること。こういった損傷のあるご遺体というのは、司法解剖直後においては今のところまだわからない」とし、「この後、臓器や血液だったりの検査で、死因があとに明らかになるということが考えられる」と語った。

 また、リュックが見つかった時から「警察は情報の公表をかなり慎重に考えていることがわかる」と指摘。事件性が強くなったと考えられ「事件となると第三者の関与があり、この(リュックを置いた)場所は犯人しか知りえない。これが報道で流れると、供述の証拠価値が変わってくる」という。

 そのため警察側が「公表を差し控える」というのはよくあることだとう。

 ほかにも遺体が発見された場所は、重要な検証ポイントだという。「一日現場を鑑識しているということは、他に何か遺留物があるのか(調べている)」ということで、たとえば「その付近の土を全部持っていく。後にふるいにかけて、何かしらの遺留物はないかと綿密に(捜査を)行う」と解説した。

 改めて「現場の鑑識がかなり重要なポイントになる。なので、その検証を綿密に行っていた。鑑識の結果、検証の結果を複合的に考えないといけない」と語った。