「緑豆もやしとトマトの玉子スープ」


やりがいのある仕事だけれど忙しい日々。2匹の愛猫の存在が唯一の癒し

「なんとなく体調が悪いけど、病院に行くほどじゃない」

「少しぐらいの不調は気にしていられない」

仕事や家事、育児などで忙しく、疲れや不調をずるずると引きずっている人、案外多いのではないでしょうか。

そんな「なんとなく不調」の体を、毎日の食事でやさしくいたわるのが、東洋医学の考え方に基づいた食養生。難しさや特別なことはなく、身近な食材で簡単に作れるメニューを毎日の食事に取り入れるだけでいいんです。

日々頑張りすぎて疲れている人こそ知ってほしい、お手軽漢方ごはんのレシピとセルフケアのポイントを紹介します。

※本記事は田中 友也(監修)、In.S_そーい(漫画)著の書籍『いちばんやさしいおうち食養生 疲れた日の漢方ごはん』から一部抜粋・編集しました。

■あなたの風邪は何色?タイプで治す風邪のお話

ひとくちに風邪といっても、時期や体調によって不調の出方はさまざま。タイプ別に対策することで、より的確に対応することができます。

■熱の風邪(赤い風邪)

発熱、のどの腫れや痛み、黄色く粘っこい鼻水や痰、のどの渇きなどの症状が見られる熱の風邪。これは「赤い風邪」と言います。

この時摂りたい食材は大根、ごぼう、レタス、梨、柿、ゆず、りんご、緑茶、菊花茶など。これらの食材は体の余分な熱を取ってくれる効果があります。また大根アメを作って食べるのもいいと思います。

■おすすめレシピ

「緑豆もやしとトマトの玉子スープ」


■緑豆もやしとトマトの玉子スープ

材料(2人前)

水…400ml

緑豆もやし…1/2袋

トマト…1個

卵…1個

鶏がらスープの素…小2

塩…適量

水溶き片栗粉…適量

作り方

1 トマトは食べやすい大きさに切る。卵はお箸で溶いておく。

2 鍋に水、トマト、鶏がらスープの素を入れ火にかける。

3 沸騰したら鍋の中を混ぜながら、水溶き片栗粉を入れ、とろみをつける。

4 煮立っている鍋の中をお箸でくるくるかき回しながら、卵を少しずつ鍋に入れる。

5 全部入れ終えたら、お箸で鍋を5回ほどかき回す。

6 もやしを入れ、お好みの硬さで火を止める。塩で味を調えたら完成。

「あったかフルーツ葛湯(赤い風邪用)」


■あったかフルーツ葛湯(赤い風邪用)

材料(1人前)

葛粉…大1

水…200ml

グレープフルーツ…50g

はちみつ…適量

フルーツはいちご、キウイ、オレンジ、梨、びわなどでもOK。

作り方

1 小鍋に葛粉と水 (大1) を加え、ダマにならないように溶く。

2 残りの水を加え、弱火にかけて手早くかき混ぜる。

3 葛が透き通ったら、果物とはちみつを入れさっと混ぜて完成。

※はちみつは1歳未満の乳児には与えないでください。

●不調の症状については、 必ずその症状があらわれるとするものではありません。 あくまで可能性のひとつとしての症状と養生のヒントになります。

●養生の効果には個人差があります。すべての方に効果があるとは限りません。

●養生として紹介しているレシピはひとつのアイデアです。味つけなど好みで自由にアレンジしてください。

●妊娠中の方、特定の疾患や何らかの治療を受けている方は、養生を行う前に医師や専門の医療機関へご相談ください。また、養生が体に合わない場合、心身に異常や不快を感じた場合は、ただちに中断してください。 本記事の情報は2024年3月時点のものです。 それ以降に、新しい見地が発表される場合もあります。

〈監修〉田中友也

鍼灸師、 国際中医専門員、 国際中医薬膳管理師、登録販売者資格保持。

関西学院大学法学部卒業後、イスクラ中医薬研修塾にて中医学の基礎を学び、北京中医薬大学、上海中医薬大学などで研修。 現在、兵庫県にあるCoCo 美漢方 (ここびかんぼう)で日々、健康相談にのる傍ら、鍼灸師として施術も行う。 SNSやコラム上でも親しみやすいトーンで、 漢方や中医学など東洋医学の普及に努め、オンラインセミナーなども積極的に開催している。

監修=田中 友也、漫画=In.S_そーい/『いちばんやさしいおうち食養生 疲れた日の漢方ごはん』