アイスランド戦の予想スタメン。(C)SOCCER DIGEST

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 北中米ワールドカップに挑む日本代表は5月31日、アイスランドと国立競技場でフレンドリーマッチを戦う。

 W杯に向けた壮行試合と位置づけられたこの一戦は、本番前最後の対外試合で、重要な調整の場となる。森保一監督はどんなメンバーを送り出すのか。

 指揮官は前日会見で、シーズン中に出場時間が少なかった選手や怪我などの影響でコンディションが下がっているプレーヤーをスターティングメンバーで使う予定だと発言。アイスランド戦限定で3年半ぶりに招集された吉田麻也(LAギャラクシー)について、先発起用を宣言し、「前半の10分くらいプレーしてもらって、彼を送り出したい」とプランを明かした。

 また、2月に左足リスフラン靭帯を断裂する大怪我を負って手術を受けた遠藤航(リバプール)と伊東純也(ゲンク)のスタートリスト入りも明言した。後者は、怪我で残念ながら選外となった南野拓実(モナコ)と三笘薫(ブライトン)の不在で人選が注目される左シャドーを担う。

 当初は活動初日の25日から練習に参加している13人を中心に、先発イレブンを組むと考えていた。だが、遠藤は28日からで、伊東は29日に加わったばかり。あくまで調整試合のため、合流時期はそれほど考慮していないようだ。

 そうした状況を踏まえて、スタメンを予想してみたい。
 
 まずGKは、やはり一番手の鈴木彩艶(パルマ)か。2年ぶりに代表活動参加の冨安健洋(アヤックス)との連係も改めて確認したいところだ。後半から、早川友基(鹿島アントラーズ)と大迫敬介(サンフレッチェ広島)のどちらかがゴールマウスを守るかもしれない。9月のアメリカ戦以降、代表では出番がない後者の方が可能性は高いと見た。

 3バックは、前述した吉田が中央で、右が冨安、左が伊藤洋輝(バイエルン)。冨安と伊藤は怪我の影響もあってクラブでは出場時間が限られており、監督の言葉通りならそれなりのプレータイムを与えるだろう。吉田と入れ替わりで投入されるのは、同じくコンディションが気になる板倉滉(アヤックス)か。

 迷ったのが、遠藤とダブルボランチを組む相棒だ。佐野海舟(マインツ)は25日、田中碧(リーズ)は29日からの参加だったが、W杯本番では佐野と鎌田大地(クリスタル・パレス)がファーストチョイスで、田中と遠藤がターンオーバー(バックアッパー)と想定されるため、プレミアリーグコンビと予測した。
 
 ウイングバックは右に10番の堂安律(フランクフルト)で、左が中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)。「コンディションを上げる」という観点から、左は長友佑都(FC東京)を抜擢する可能性もあるが、本番を想定して左シャドーの伊東とのコンビネーションを高める意味でも中村を使うのではないか。

 その伊東とシャドーで並ぶのは久保建英(レアル・ソシエダ)。このレフティも、29日の合流だったが、シーズン最後の2試合は出番がなかったため、少なくとも60分程度はプレーさせたいところだ。
 
 1トップは、エールディビジで25ゴールを挙げて得点王に輝いたエース格の上田綺世(フェイエノールト)ももちろん考えられるが、小川航基(NEC)と予想。シーズン後半、クラブでは出場時間が激減していただけに、状態を見極めたいところだ。20歳の後藤啓介(シント=トロイデン)と21歳の塩貝健人(ヴォルフスブルク)の若手コンビは、途中出場になりそうだ。

 いずれにしても、交代枠をフル活用し、多くの選手にプレー機会を与えるのは間違いない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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